トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TC-K222ESGフォトインタラプタ交換

2011-09-17 12:29:39 | オーディオ

先日のブログで紹介したが、カウンター表示がおかしく(実時間より凄くカウントが少ない)なったので、原因と見られるフォトインタラプタと同等品を千石電商で見つけ注文した。
これだけでは送料が勿体無いので、一緒に、ゴムベルトも注文した。
本日届いたので交換作業に入った。
使用しているのはSHARP製GP2S22だが、光電子製SG-2BCを使用。
Img_9215_r Img_9216_r 見比べると形状は全く同じでリード線の長さも同一(切断しなくて丁度基板裏に出る)だった。送受光部の窓の傾斜が少し異なる(検出物までの焦点が少し異なる)。
不良と見られるフォトインタラプタをアナログテスターでチェックしてみると、発光部(赤外LED)が破壊しているようだし、受光部(フォトトランジスタ)も感度が低下していた(テスターを抵抗レンジにして順方向の抵抗を測定し、光を当てると抵抗値が変化するのだが、正常品より抵抗が高かった)。
なので、正常な方も同時に交換することにした。
Img_9218_r基板はパターンが薄く、剥がれやすく切れやすい。案の定、取り外しの力で1箇所が切断されてしまったので、リード線の残りで接続する。
元に組み上げるのだが、アシストベルトも千石より購入したφ20×1.2□を使用することにした。念のため、元々のベルト寸法と見られるφ22×1.2□も購入しておいたが、テンションが高めが良いだろうとφ20を採用。
モーター単体で回してみると動作するのでメカを組み上げる。Oリングと違って伸びが有るので、マニュアル通り仮ポストにベルトをはめ込んでやると簡単にプーリーに、はめることが出来た。
皆さんには、こちらをお勧めする。
カウンターも、問題なく実時間に近い値が表示され、カウントモニター波形も規定内の電圧が出ていたので、正式に組み上げる。
取扱説明書にはC120のカウンター精度が無いが、C80(細ハブ)が0~+1分となっている。
ESAでは+10秒程度だったが、このESGでは+1分強の誤差が有った。これ位だったら問題無いだろう。
これでESG,ESAの2台共、やっと正常動作するようになった。

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