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※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。

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・゜・(ノД`;)・゜・シクシクシクシクシクシク…

そうかぁ、「BECK」も、次号でいよいよ最終回ですかぁ…

早く見たいような…見たくないような…


ヾ( *TДT*)ノ″ うぉーーーーっ!!


あ、ども。

全国のMongolian Chop Squadファンの皆様こんにちは。

チャイニーズ・ブッキーのチェ・今江です。


( `⌒´)θ ア○ル・ヴァーーーイヴっ!! ヘイッ・エビバデ・カモン!!





えー…。

さっさと先日の続きにいきましょっか。(しらっと)



(  ̄Д ̄) 『と、言うわけなんだけど。どう?舍利子?』

( ̄д ̄;) 「え、いや、ここで急に“どう?”って聞かれてもなぁ…」

(  ̄Д ̄) 『何?まだ分かんない?』

( ̄д ̄;) 「あ…はい…そうですね…」

(  ̄Д ̄) 『例えばどんなとこが?』

( ̄д ̄;) 「えーと…そうですね…最初にお話されてた“五蘊(ごうん)”って何ですか?」

(  ̄Д ̄) 『あ、五蘊ね。じゃ、そこからいきますか。』

<(_ _ )> 「お願いします。」

(  ̄Д ̄) 『「五蘊」って言うのはね、色・受・想・行・識という、この世に存在するものや精神を構成する5つの要素の総称のことです。この5つ、分かりやすく言うと、【色(しき)】は「目に見えるもの・形あるもの」、【受(じゅ)】は「気持ちいい・気持ち悪い・暑い・寒いなどの感覚・感受作用」、【想(そう)】は「想像力・イメージ」、【行(ぎょう)】は、「何かをなそうとする意志」、【識(しき)】は「五感などを通じて知覚するもの」ということ。だから、この世に存在するものは全て、形のあるもの(色)と形の無いもの(受・想・行・識)で構成されているということだね。」

( ̄д ̄ ) 「なるほど。」

(  ̄Д ̄) 『で、この般若心経のメインテーマは「五蘊皆空」だから、この5つの要素(色・受・想・行・識)は、ホントは全部「0」なんだよっていう話をしているわけです。』

( ̄д ̄;) 「その“0”ってのが、やっぱり分からないんだよなぁ…」

(  ̄Д ̄) 『それは、本当は実体が無いのに、実体があると勘違いしているって事なんです。仮にこう考えてみてください。【色】を氷、【受・想・行・識】の4つを水と仮定します。つまり、私たちの目に見えるものは「氷」、目に見えないものは「水」です。』

( ̄д ̄ ) 「はい。」

(  ̄Д ̄) 『そう考えると、宇宙は「H2O」ということになります。』

Σ( ̄д ̄ ) 「お。」

(  ̄Д ̄) 『本当は「H2O」という一つのものであるのに、「水と氷は別物」という「区別」を行っているんです。例えば、この例えで考えるならば、私たち「人間」も1つの「氷」です。「この氷と、あの氷は別々。だから、あなたはあなた。私は私。と言う風に区別してしまっている。』

( ̄д ̄ ) 「ほほぉ…」

(  ̄Д ̄) 『でもね…、水が入ったコップの中に、数個の氷が浮かんでいると想像してみてください。』

( ̄д ̄ ) 「はい。」

(  ̄Д ̄) 『このコップの中の氷と水。その境界を明確にすることは可能だろうか。ここからが水で、ここからが氷ですと、分けることができるだろうか。』

( ̄д ̄ ) 「…できないですね。」

(  ̄Д ̄) 『そうだよね。できないよね。だって、元々一つのものなんだから。「五蘊皆空」をそう考えるとね、人は「亡くなる」ことはあっても、「無くなる」ことはできないって、これ、分かるかな?』

Σ( ̄д ̄;) 「お!」

(  ̄Д ̄) 『目に見える物が見えなくなる。例えば、人が屍となり、それが灰となり、チリとなり、やがてその姿が見えなくなっても、それは、「氷(目に見えるもの)」が「水(目に見えないもの)」へ状態を変えただけであって、決してその「存在が消失した」ということではないんです。』

Σ( ̄д ̄;)「…」

(  ̄Д ̄) 『だからね、輪廻はこう考えるといいですよ。一度溶けて水となった氷が、再度冷やされ氷として固まったのだと。そうするとね、一度水になったときに、それまで「氷」でなかった部分と解け合っているはずだから、純粋に「同じもの」として生まれ変わったワケではないってことなんです。私たちは「氷」として生まれ、やがて「水」へと帰ってゆく。』

( ̄д ̄ ) 「なるほどぉ…」






というお話を踏まえて、再度お経の訳へと戻っていきます。


あ、ちなみにここは余談だけど…

このコップの中の水、温度の暖かい方が「天国」で、温度の低い方を「地獄」と考えてみると面白いよね。




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