なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

椿のことば

2022-03-01 12:05:23 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 


椿咲く今もなお、

雪と頬寄せ合うように

 

椿(つばき)のことば

 

2月19日から 二十四節気、 雨水はじまって

雪解け水がコトコトと流れきこえてきますでしょうか

 

 

いつも読んでくださって ありがとうございます。

いかがお過ごしですか。

 

 

 

椿は、春の事ぶれの花の意味。

椿は、春の木。

 

 

つらつら椿、花椿、紅椿、白椿

いろんな椿が連想されます

 

 

そして、言葉の表情からも、みてみました

 

 

「つらつらつばき」と「つばき」

 

 

「つばき」tsubaki

すがすがしくも爽やかな響きが波紋のように描かれて

その余韻がさっぱりと弧高な音となって表現しています。

 

凛々しくも清らかに神秘とも感じるよな

潔き音がし

残り冬の面影の匂いも感じます

 

そして、

「つらつらつばき」tsuratsuratsubaki

 

つらつら~と心地よいリズムによって

癒しを捉えあたたかみのある表情がこちらにはあります。

 

 

優雅な感じは陰を奏で、

その中に純粋な情緒が秘められていて

やすらぎある余韻へと匂いが伝ってきます。

 

 

下を向いて落ちない椿

異質な動きなき動きとして、

両方のことばの音に捉えられています。

 

個性といいましょうか、存在感でしょうか。

 

 

つばきは、潔くて

つらつらつばきは、奥ゆきを感じます

 

 

 

ほんの微かな音、 些細な声、刹那の匂い

言葉にならない奥ゆきが

 

みえない香りとなって、気づかせてくれます。

 

 

 
心身だいじくださいませ

 

 

 

 



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