1/72のスケールボディはモーターを組み込み配線をすると、もうそれだけで一杯になってしまいますが、さらに容量の違うボタン電池(画面後方)を3個搭載するとなるともうこれは余裕というものがまったくなく。細いリード線のハンダ付けがうまく行かない為ぎゅうぎゅうに押し込めるとすぐに接触不良をおこしてしまう悪循環。それでも強引にボディを貼り合わせ一応完成形にしました。
メインローターは軽量化のため0.3mmのプラ板で作り直し尾部のローターも取り付けて完成。メインローターの電源は長いリード線を外部に引き出す事にしました。
メインローター以外の電池などをフル装備するとずっしりとした重量になり撮影の際に胴体下面の3mmの支持棒がたわむ始末、それはいったん揺れ出すといつまでもゆらゆらして撮影中に姿勢を変えることができなくなってしまいます。オマケにローター類は景気良く回転してそれらしいのですが、撮影して合成すると、回転している部分がきれいに合成できずさらに回転が余りに速いため実写のヘリのローターとは似ても似つかないのです。結局ローターは取り外しポスプロ作業でローター部分をCGで作り合成するはめになりました。
高速に回転している物は基本的に映像にするとブレてしまい合成はきわめて難しくなり今までスクリューなどの回転もすべてCG合成で表現していたのになんで、ヘリのローターだけはそのまま合成しようとしたのか、自分のことながらさっぱり解りません。また細いリード線とディップスイッチの接触は相変わらず悪く、尾部ローターと点滅ライトは点いたり点かなかったり最悪の状態です。いまさら配線を変えるにもぎゅうぎゅうに押し込めたためそれもままなりません。一体全体なんという無駄な作業をしたのでしょう。
電気関係の設計の甘さが尾を引いて何とか完成はしたもののどうにも問題の残る結果となってしまいました。最終的に何とか全ての配線を引き出して外部のAC電源から電力は供給する予定です。接触が良い時に撮り貯めた映像があるのでムービーの方はしばらくそれでやって行くつもりです。
次回はF2A支援戦闘機です。
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