なんでいきなり第2次世界大戦中のトラックが出てくるかといいますと、かの北●鮮の道路を走っているトラックが必要だったのですが、適当なものがなく、未だにこの程度のトラックが走っているだろうということで。さらにタミヤの出来のいいキットなものですから。
いきなりの完成画像です。荷台に乗っている牛はご愛嬌ということで、ムービーの中では普通に生活物資を運んでいるトラックで、この国の現状から徹底的に使われまっくているというのが設定です。
完全に塗装は剥げ落ちサビに風格が出てきたなんて状態。つまりボロボロです、なのであちこち鉄板が変形したり無くなっています。このサビの感じは、「所さんの世田谷ベース」で所さんがわざとサビ風塗装をした古い小型軍用トラックを作っていて、そのサビさ加減が、気に入ってキット本体がどうのというより、そのサビさ加減を再現したくて作った様な物です。
唯一の改造は燃料タンクです、つまりこの国では中々燃料が手に入らない、だから手に入るときになるべく多くの燃料を買うという状態で通常のタンクではたいして量がはいらないので、200リットルのドラム缶を燃料タンクにしてしまった。というオチです、タンクを支えるスティや燃料パイプを追加しただけです。
内部も座席シートが使い込まれてハゲかかっていますし床はサビと泥で今にも抜けそうです。
一応車体下面フレームもご覧下さい。完璧に泥サビ汚れです。
荷台は、木製ですがだいぶ時間がたちかなり腐ってきています、ペイントを何回か繰り返し、ウェザリングも何度かに分けて行い、かなりその雰囲気が出たかなと、思っていますが。
あちこちガタがきていますが、それでもけなげにこの国の大地を今日も牛や馬それに生活物資を運び続けるトラックでした。
次回はMil24ハインドヘリコプターのテスト撮影を紹介する予定です。
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