プラモが主役のムービーを作って、プラモを骨の髄まで遊び倒そうというコンセプトのもと。ちゃんとシナリオ考えて、プラモに動き回ってもらい完成したムービーを肴に酒を飲むことを最終目的にムービーを製作しています。ということで良い子は絶対に真似をしないでね。それでは、現在まで完成しているシーンをボチボチ解説して行きます。
今回解説する上のムービーは、本篇の最初に日本近海に不審船が現れ、これを警戒するため海上自衛隊の艦船がパトロールしているという設定のシーンです。
ここに使われている船は、ハセガワ1/450のイージス護衛艦あたご ムービー上ではDDG77になっています。
タミヤ1/72海上自衛隊魚雷艇PT15
この2隻です。ちなみに現在海上自衛隊に魚雷艇というカテゴリはありませんが、そもそもこのタミヤのキットを作りたいためと、このキットを遊び倒すために作り始めたムービーでその中では、最新の兵器の評価実験艦ということになって、どうにか実在している事になっています。そういうことですので、あまり突っ込みは入れないでください。
さて実はこのシーンはかなり前に完成していたのですが、護衛艦の方をCGで作って合成して済ませていたのです。
しかしあまりにもCGの護衛艦はのっぺりしすぎて、早い話チープすぎるんですよ。なんでこれはいかんと、わざわざこのシーンの為にハセガワのキットを購入して組み立てたんです。
でっ、完成したのが、最初に紹介したムービーなんです。
やはりこのムービーはプラモが主役なんで出来るだけプラモで行きたいんです。と言いつつ、すぐ次のカットでは、平気でCGの潜水艦そうりゅう型が出てきます。
当初は、これもプラモで作ろうと当然考えていたのですが、キット自体がウォーターラインシリーズの1/700くらいしかなくそれ以外の大きいキットになると値段がビックリするくらい高いんで、どうせ出演するのは、このムービーの場合2カットくらいなんであっさりCGにシフトしました、それに海中なんで暗いし、これで充分とサックと逃げました。でっ、護衛艦の差し替えシーンの製作です。
まずは、護衛艦のみを撮影しておきます。登場カットとPT15との並走2カットです。
これをPCに持っていってAdobe AfterEffects(動画処理ソフト)でキーイングして本体のみを抜き出します。これを前回のシーンのCG護衛艦の部分と入れ替えます。
これで2カット完成です。こうして記事に書いてしまうと、何やら簡単そうに見えるんですが、実際は撮影の段階から、照明の感じやPC上での光などの調整、さらにレンダリング書き出しなど結構面倒くさい事が多く、差し替えする作業自体は、出来るだけやりたくないというのが本音です。
こうして書いていながら思うのは、本当に大雑把な解説で、実際のところ、たとえば、合成などのPC作業の部分をもっときめ細かく解説したほうが、良いのか悩んでいます。しかしそうなるとかなり専門的になりますし、プラモというよりは、PC関連にシフトしてしまいそうでこれまたどぉなんでしょうか?もしご意見があれば、コメント下さい。
と言いつつ今回はこれで終わりです。次回は深海から現れる潜水艇が探知されるシーンを撮影から紹介したいと思っています。
←各キットの製作記は、右のアーカイブからご覧ください。
タミヤ 1/72 魚雷艇 PT-15 (ディスプレイ) | |
かなり以前のキットで、価格はかなりします。それでもお勧めします。 | |
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ハセガワ 1/450 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご プラモデル Z02 | |
手頃な価格でしかも出来はさすがハセガワおすすめです | |
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