YOSHIの果てしない旅(人々との出会い、そして別れ)

ソ連、西欧列車の旅、英国滞在、欧州横断ヒッチ、イスラエルのキブツ生活、シルクロード、インド、豪州大陸横断ヒッチの旅の話。

ロンドンの旅~腹痛に耐えて1人ロンドン見物

2021-08-27 08:52:26 | 「YOSHIの果てしない旅」 第5章 イギリス
△タワーブリッジ(PFN)

・昭和43年8月27日(火)曇り時々雨(腹痛に耐えて1人ロンドン見物)
 明日こそ腹の調子は大丈夫であろうと思って、昨日、前払いで朝食を申し込んでおいた。食事内容は、コーンフレーク、ベーコンとエッグ(soft-roast-egg半熟目玉焼き)、パン、ティーの〝コンチネンタル的な食事〟(朝のイギリス代表的な食事。所謂、日本の味噌汁、ご飯、卵か納豆に漬物)であった。
しかし、1口か2口食べ始めたら又、昨日と同じように今朝も腹が痛くなって来た。折角頼んだのに、朝食代が無駄になってしまった。
 ベッドに横になって1時間ばかり、「うーうー」唸りながら腹痛の治まるのを我慢した。同じ部屋のホステラー達は、「如何したのか」と心配してくれたが、「お腹が痛いが直に治るから、心配しないで」と感謝するも干渉を断った。やはり、昨日の同じ時刻に痛くなり、又、同じ時刻近くに痛みは和らいだ。全くおかしな病気に悩まされる毎日であった。
 お腹の痛みは治まったが、まだシクシクしていた。我慢してロンドン見物に出掛けた。ユースに日本人は誰も泊まっていなかったし、他の国の若者達とも知り合っていないので、勿論1人であった。
 シーラは、今日も仕事であった。私のロンドン滞在中、彼女が観光案内してくれたのは、一昨日(日曜日)の1日だけであった。
今日は雨が降ったり止んだりして、観光をするには生憎の天候であった。彼女から貰った地図付き案内書の本を参考にしながらの観光であった。大英博物館、ピカデリーサーカス、トラファルガースクウェアー等を観光、散策してユースに戻った。
 


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