中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

黒姫外輪山・南西尾根ルート等(新年会)

2011-01-31 22:10:55 | 山スキー
★2011年1月29日(土)~30日(日)

◆目的地:大ダルミ、黒姫山外輪山、大ダルミ西1,738mピーク(長野市戸隠)
◆メンバー:komaさん、buttiさん、k原さん、n村さん、U-シェフ、ムラさん、hitoshiさん、teraさん、中隆 合計9名
◆コースタイム:【1日目】7:30戸隠大橋発~11時頃大ダルミ(テン場)~1,780mピーク2往復~14:00大ダルミ(小宴会)~20:00就寝
     【2日目】8:00頃大ダルミ発~10:30時頃黒姫山外輪山~11:30大ダルミ~14:00頃戸隠大橋
◆天気:【1日目】晴れ後雪、【2日目】雪時々曇り

【概要】
山スキー同好会の毎年恒例の新年会。
今年は去年と同様、大ダルミをベースキャンプとし、周辺を滑りまくり、お酒を少々たしなむ計画。

1日目は、大ダルミ西1,738mピーク2往復しパウダーを楽しむ。
2日目は、夜に50cm近くの降雪があり、ラッセルで苦労したが黒姫外輪山を踏み、
南西尾根の快適バーンのパウダーを楽しむ。が、斜度が緩いところでは下りラッセルと苦労した。

宴会はU-シェフの五つ星料理を堪能。



【コース概要】

【1日目】
・戸隠大橋から大橋林道を進み、佐渡山との分岐を右に行き、
黒姫山夏道沿いに1,485mの新道分岐まで進む。
・新道分岐からほぼ水平に進み、沢を渡り大ダルミ(全て1/25,000地図の登山道を進む)。
・テント設営後、テン場西の1,738mピークに登り、パウダーをゲット。
素晴らしい斜面のため全員もう一度滑る。

【2日目】
・前夜は大雪で激ラッセルが予想されたが、元気組5人は、
雪崩の心配のない大ダルミから南東にトラバースし黒姫山南西尾根(夏道)に取り付くコースを選択し外輪山へ上り詰める。
・黒姫山南西尾根の上部の斜面は斜度等最高で、かつ激パウをゲット。
・前夜の激降雪のため斜度が緩くなると下りラッセルになったため沢渡床地点まで滑らず、
途中からシールで西に進み林道に合流。
・テン場からの帰りは来た道を下ったが、トレースはなくラッセルだった。
・佐渡山分岐点手前から戸隠大橋まではトレースあり。

【山行記録】

朝7時に戸隠大橋に集合。大橋の駐車スペースは工事のため例年より狭かった。
他の山スキーヤーも結構来ていたが、Komaさんが早めに駐車スペースに到着し、
他のグループの車の交通整理をしてくれたため、我々のグループは奥から2列縦隊で止めることができた。
Komaさん、ありがとうございます。


(満車の大橋駐車スペース)

さて、共同装備と食材を分散し、重荷でのスタート。約2時間の我慢だ。
先発グループのトレースを使う。


(黒姫外輪山)

大橋林道を進み、佐渡山分岐を右に行き左にカーブした突き当たりの斜面に取り付く。

1,485mの新道分岐で休憩。天気は意外にまだ良い。


(新道分岐地点)

この後も登山道沿いに進み、沢を渡り、少し登って大ダルミを目指す。


(大ダルミへの最後の登り)

大ダルミ到着。
広大な湿原の向こうに黒姫外輪山が見える。


(黒姫外輪山、右奥が南東尾根)

みんなでスクラム等をしテン場を整地し、テントを設営。
今回のテントは7人用と5人用。





さて、天気も下り坂のため、テン場西の1,738mピークを滑ることにする。
30分弱でピーク。
各自パウダーを求めノートラックの斜面を目指し滑っていく。


(n村さん、パウダーゲット)

このピークは、距離は短いが斜度は適当であり、結構お気に入りである。
短時間でパウダーを滑れるので、宴会前にもう一本パウダーをいただくことにする。
1回目は滑ったテン場東斜面も素晴らしかったが、
2回目に滑った南東尾根はさらに素晴らしかった。


(komaさん)


(ムラさん、n村さん)

さて、時間は14時と早いが宴会スタート。
今回もシェフはU-シェフだが、新設の酒奉行はkomaさん。

中隆が今回持参したお酒は、
2010年国産ワインコンクール(山梨県主催)銀賞の「山梨のベリAー(蒼龍ワイナリー)」と
サントリー白州蒸留所限定発売の「シングルモルト」である。





その他各自持参した日本酒、ビール、ウイスキーや今回は参加できなかったY隊長差し入れの焼酎、日本酒等がずらり。

U-シェフの料理はメニューは付き。
「ひたし豆」「野沢菜」「鯛の昆布締め」「ワサビ付け」はu-シェフの手作りである。


(今夜の献立)


(浸し豆とワサビ漬け)


(鯛の昆布絞め)


(野沢菜)

中隆も、2010年B-1グランプリ優勝の「甲州もつ煮」を作り、ワイン、ウイスキーと一緒に山梨をPR。

その後の湯豆腐、石狩風鍋と続き、最後は鍋にマルタイラーメンを入れて明日への活力は万全。


(石狩風鍋)

食後は杏のラム酒付け(U-シェフ作成)をヨーグルトに入れたデザート。
完璧な料理でした。


【2日目】
昨日の石狩鍋の残りにマルタイラーメンと餅を入れた朝食を食べる。

夜のうちに50cmほどの積雪があり、ラッセルが予想されたが、
元気組(k原さん、ムラさん、hitoshiさん、teraさん、中隆)は、
昨年の教訓をいかし、例の急斜面のかなり手前をトラバースし、黒姫山南尾根に取り付く。


(尾根手前の激ラッセル)

後は尾根伝いに外輪山を目指す。このコースは雪崩の心配はない。


(垂涎の南西尾根斜面)

なお、重鎮組は1,738mピークを滑ったとのこと(しかし、下りラッセルだった)。

さて、無事外輪山到着。
証拠写真を撮り、出発。


(御巣鷹山(小黒姫))


(同じ場所で)

登ったとき目を付けておいた美味しそうな斜面を滑る。
雪が深いが急斜面なのでパウダーを堪能できた。たまりません。


(中隆)


(teraさん、ムラさん)

しかし、斜度が緩くなると下りラッセル。たまりません。
昨年は沢の渡床地点の手前まで滑り込んだが、
下りラッセルたまりませんのため、
今回は途中でシールを付け、西進し登山道に合流し、大ダルミまで戻る。

大ダルミからの帰路もトレースがなく下りラッセル。
最後の林道からの取り付き急斜面でなんとか滑降できた。

林道に降りてみると、なんとトレースがあった。
どうやらここまでラッセルしてきて諦めたらしい。
また、佐渡山分岐点から佐渡山方面にはトレースが伸びていた。

これで大橋まではラッセルなしの超特急滑降。ラッキー。

今回の新年会も、天気こそ良くはなかったが、満足でした。
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