只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

幻想世界とわかって、楽しんで行くのですね。

2018-04-20 08:40:33 | 日記
幻想世界は『こんなところだった!』と、わかって
落ち着けば「思考癖」は消え去って行きます。

つまり「無いものを探す癖」は、無くなって行くということです。

“無いものは無い!”という本来に還って行くのですね。

勿論、探し物のことを言っているのではなく、頭の中で
騒ぎ回っている「思考自我」を指しているのです。

繰り返し述べていますが、世の中の約99,9%の方が
“無い”ものを「在る」とする「思考自我」に、
事実であると信じて疑わないとされているのです。

それは人生に必要な「記憶」という道具を、
年から年中動かしているからなのです。

でも「記憶」という道具は、事実ではないし
その時その場で使ったら“始終”で、後は綺麗さっぱり
ありません。

例えば、見たものが「〇〇ちゃんだ!」で終れば
それでいいのです。

それが“今この瞬間”との境目で、何も問題は
ありませんが、「記憶の世界」に入ったら幻想ですから
何かしらの問題が起きて来るようになっているのです。

ですから“無意識・無思考”が、真実と呼ばれている
のです。

“只なる実践”は、何をやっていてもやっていなくても、
心を動かさないでそのものに没頭することです。

用の無い雑念に、心を動かされないよう注意しながら
只、只ひたすらに“実践道”を歩いて“行”くのです

歩いて行く先に訪れてくるのが、穏やかな安らぎのある“絶対安心”の境地です。

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