失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

出光スリー とんねるず他 1993-95年

2008-11-02 | ノベルティ
出光の非売品8cm×3。

左から
「mydoカードの正しい使い方ご案内CD」1993 ソニーとのタイアップ
「これが出光のまいどCDだ。」1994
「ウルトラまいどCD」1995 あとの2枚はポニーキャニオンと。

一番左は、前回紹介した百恵・聖子のCD(ジャケは裏面。いや、こっちが表か)なので割愛。


中、「これが出光のまいどCDだ。」

①とんねるずのCMメドレー
作詞・作曲:じんましんや・ジェイムス下地
CMソング7曲のメドレー。「まいどDEまいど」はよく覚えてるな。

②まいどサルサ
作詞・作曲:まいどボーイズ
これは前回紹介の8cmに入ってたのと同じ。

③風はどこへ吹くのだろう
作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利
とんねるずのオリジナルアルバム『アライバル』より。秋元康、現代に物申す、といった内容のメッセージソングだ。堂本剛と共通する、喉を転がすようなお水系歌唱が上手い木梨と、基本的に音程の取れない石橋のコンビが、お笑い要素のカケラもないバラードを歌う。秋元の狙いはどのへんにあったのか…

④とんねるずのテーマ
作詞:じんましんや、作曲:ジェイムス下地
「俺たちゃ愉快なとんねるず」「君とボクとは名コンビ」などと気恥ずかしくなるほどストレートな、古典お笑い的な歌詞。レゲエの曲も、ひと昔前のバラエティのノリで、いくらなんでも1994年にしては古臭い出来。なにがしかのパロディ的な意図で作られたと想像するが、今ひとつ読めない。でも、これやたらに耳に残るんだよな…

非売品、中古で10円。
ジャケは、ムーンライダーズのヴァイオリンの人、ではなく石橋貴明の顔上半分。裏は当然、木梨憲武。


右、「ウルトラまいどCD」。

①シュワッチ!ウルトラマンゼアス―ウルトラマンゼアスのテーマ― とんねるず
作詞:じんましんや、作曲:ジェイムス下地
映画「ウルトラマンゼアス」主題歌。とんねるずのふたりがリード。途中、ベンゼン星人(鹿賀丈史)の粘着系ラップと、主演の関口“ジャーマネ”正晴の台詞が入る。曲自体はヒーロー物の王道と言ってよい勇まし系。

②孤独のバラード―ベンゼン星人のテーマ― 鹿賀丈史
作詞:秋元康、作曲:ジェイムス下地
「どうせ誰もが 俺らのことを 悪い奴だと 噂をするぜ」と後ろ向きな歌詞を哀愁を込めて歌う鹿賀丈史。クールなビートとサックスソロが泣かせる。結構好きな曲です。

③夢まで走ろう―ウルトラマンカンパニーテーマ曲― 椎名へきる
作詞:小原深紅、作曲:西野空、編曲:磯谷健
中古屋の8cmコーナーを漁る人間にとっては非常に馴染み深い名前なのだが、実際に声を聴いたのはこれがはじめて。椎名へきるさんは有名な声優さんで、歌手としての活動も大メジャーと言っていいセールスを記録しているようだ。「ハードロック好き」と言われて納得の、素直に伸びるハキハキしたお声。曲はあんまりハードじゃなく、まあJ-POPな感じで。

④ウルトラマンの歌―リメイク版― 森の木児童合唱団
作詞:東京一、作曲:宮内国郎
「胸につけてる マークは流星」でおなじみ初代ウルトラマンの主題歌をリメイク。なお、作詞の東京一(あずま きょういち)は円谷英二の長男・円谷一のペンネーム。四つ打ちのハイパーなアレンジで、マニアさんが踊ったのか。

非売品、中古で100円。
ジャケは左上に鹿賀丈史、中段左から高岡由香、大久保博元(デーブ大久保)、木梨憲武、石橋貴明。そして一番下に小さく見えているのが主演の関口正晴(とんねるずマネージャー)。


私にとって最も思い入れのあるお笑いは、結局とんねるず。そりゃドリフも欽ちゃんもたけし・さんまも見てたし、好きだったけど。「オールナイトフジ」や「夕ニャン」での危なっかしい伝説の数々を、リアルタイムで目撃できて楽しかったよ。ちょうどこのCDのころから、ほとんど見なくなっちゃったんだな…



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2 コメント

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とんねるず (CFB48)
2016-03-19 21:46:26
私は所有してます。「ウルトラまいど」は歌詞カードが欠落してます。
「とんねるずCMメドレー」はカラオケで歌えます。
次回は私が昨日カラオケで歌った「どうにかなるさ」を!
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とんねるず (nakamura8cm)
2016-03-22 01:00:49
80年代はほんとうに面白かったのに!
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