中丸美繪ブログ

「モーストリー・クラシック」で「鍵盤の血脈 井口基成」連載中。六年目。小澤征爾伝も脱稿間近。

小澤征爾という神話・・・講演を行いました。

2018年07月04日 11時35分33秒 | 日記
6月初旬、東京・六本木の国際交流会館・・・重要文化財だそうです・・・において、「小澤征爾という神話」の講演をおこないました。
主催は、大阪にある國民会館。
これは鐘紡を創設した武藤山治を顕彰する組織で、その建物も歴史的なものとなっているようです。

当日は、約2時間にわたり、小澤征爾さんをめぐって資料から明らかになった小澤像や、関係者の取材のなかで浮かび上がってきた新事実についてなど、講演しました。

また日本人ばなれした小澤さんのリズム感・・・の紹介として、CDも聴いていただきました。
選曲はベートーヴェンの7番。朝比奈隆指揮・NHK交響楽団と、小澤指揮サイトウ・キネン・オーケストラを連続して、聴き比べてもらいました。
この比較鑑賞は評判がよかったです。

本当にまったく違います!

この講演の抜粋が、國民会館のホームページにのることになるようです。

言葉たりないところもあるけれど、概要は知っていただくことができます。

現在、拙著「小澤征爾という神話」は推敲段階。
今年、小澤さんは、松本でのフェスティバルで指揮はしないけれど、現地には滞在するようです。

すでに猛暑の夏!
体力を温存してほしいですね。


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