日常生活

30代夫婦の日常生活

狙っているか狙っていないか

2018年11月01日 08時29分19秒 | 夫log

ふるさと納税という制度について若者が勉強したいというのでいくつかの自治体を訪問して話を聞いたのだが、我々の業界と似ていると思った。

まず、ルール違反を指摘されたところでも国の偉い省庁と対立する気概のあるところは限られている。そりゃそうだ。うちの業界も基本は国の言うなり。まあね。対立しても得ないしね。

一方で、やっぱりギリギリを狙っているところとそうじゃないところはあるようだ。もう10年前になるが、わが業界で有名な京都の某社がまだ定員1.4倍規制時代に1.39を狙って超えちゃって監督官庁に怒られた事件というのがあるのだが、いや普通それ狙わないだろと当時話題になったものだ。1.39を狙えというのは学部レベルでの意思決定じゃないだろう。ボードで狙えという指示があったに違いない。なぜなのか?

本来的にうちの業界はみな金儲けに必死というわけではないので、全部が全部1.39を狙っているわけではない。可能だけど普通はしないのだ。また、京都の某社は財務的には素晴らしいので別に金に困って1.39狙ったわけではないだろう。じゃあルールギリギリを狙ってやろうという原動力は何なのかといわれるとよくわからない。理事長の個性、ライバル社の存在、そのようなあたりではないかと思う。ただし狙うという意思があっても能力がないとだめなので、能力の高さも必要だろう。でもあまり一般化できない感じがする。

ふるさと納税もそんな感じっぽい。基本的にはルールギリギリを狙ってたところ事故的に超えてしまった感じのようだ。じゃあルールギリギリを狙うのは、なぜか。これでやらなきゃ潰れるという所はごく少数に思える。その他の一般的な要因を探そうと思ってもなかなか難しい。どうなんだろうなぁ。

 


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