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次亜塩素酸の空間利用・空間除菌消臭 (2)次亜塩素酸濃度と悪臭消臭害虫防除

2018年08月17日 | Weblog
家庭で作る次亜塩素酸水の作り方 次亜塩素酸の空間利用 ゴキブリ、アリ、ダニ、ネズミの防除

(2)次亜塩素酸濃度と悪臭消臭害虫防除

 ➀、昆虫など微小動物?の多くは自ら出すフェロモンや周囲の特定物質に対し特別の行動
  をすることが明らかとなっています。
  また、これらの物質は極めて微量低濃度で作用することが知られています。
  その空間中微量低濃度物質はほとんどの場合測定限界値以下で測定不能です。

 ②、家屋内には好ましくない臭気が漂っていることが少なくありません。臭気が微小の
   場合、住人には感じられず、訪れた者に不快感を与えてしまうケースがあります。
  トイレ臭、玄関臭、靴箱臭、生ゴミ臭、体臭などの俗にいう悪臭物質の臭気濃度閾値は
  ほとんどの場合、0.5ppb(=0.0005ppm)以下です。

 室内等空間内に於ける、次亜塩素酸濃度の室内害虫、悪臭などへの影響を調べました。
 次亜塩素酸発生には次亜塩素酸気化装置を用いました。


1、害虫などへの影響
〇試験条件
       次亜塩素酸濃度 (電解電流 換気回数  場所   広さ )
ゴキブリ    1.5ppb   (2mA  5回/h   キッチン 12畳)
アリ      1.5ppb   (2mA  5回/h   キッチン 12畳)
ダニ      1ppb    (0.1mA 0.5回/h  居室   8畳)
       次亜塩素酸濃度は実測出来ない為、気化装置からの発生量を換気量で除して
       算出しました。(室内造作物・壁等による次亜塩素酸消耗量は加味しておりません。)
〇試験結果
ゴキブリ   3カ月後から鞘は全く見られない。4カ月後以降ゴキブリを見かけなくなる。
      (ゴキブリの習性で世間を動き回っている者があり、極たまに成虫が室内に入り
       込むことが有る。)
       生殖フェロモン、集合フェロモンの分解により、繁殖は抑止されていると思わ
       れる。夏場、窓を開放した場合、換気量が増加し濃度が下がり効果が薄れるこ
       とがある。
アリ     6月の梅雨時、行列をなして甘いもののところへ来ていたが、全く来なくなっ
       た。(道しるべフェロモンが残っている場合は次亜塩素酸水で拭き取ると良
       い。)
       アリは行列を作って食べ物を運ぶ習性があるが、道しるべフェロモン分解によ
       り、行列行動がとれなくなっていると思われる。また、食べ物が発する臭い成
       分が分解され、その位置を知ることができないため侵入してこないものと思わ
       れる。(ゴキブリの習性と同じように、世間を動き回っている者があり、極た
       まに室内に入り込むことが有るが、仲間を呼び寄せること、行列を作ることは
       出来ない。)
ダニ     明確な変化は確認できていない。試験中。
       ダニも集合フェロモン、性フェロモンを持つことから、次亜塩素酸空間内では
       繁殖が抑制されるものと考えられる。(ダニ取りシートで確認できる布団中の
       ダニが数匹と極めて少ない。布団掃除機でダニの糞らしきものを吸引除去する
       と痒みは無くなる。)
       ツメダニは粉ダニの臭いを持った糞の付着した人の皮膚に噛みつくと考えられ
       る。また、糞そのものも皮膚にアレルギー症状を引き起こすものと考えらる。
       ダニの害を防ぐには、➀ダニ数を減らすこと、➁ダニの糞を減らすこと、(特
       に、皮膚に接触する敷布などを吸引清掃すること。)が重要と考えられる。
       次亜塩素酸ガスでダニは死にませんでした。
ネズミ    部屋の天井を走り回っていたネズミが、ゴキブリの居なくなるのに合わせるよ
       うに消えてしまった。ゴキブリを餌としていたのかも知れません。


2、悪臭の次亜塩素酸による消臭
〇試験条件
       電解電流  次亜塩素酸推定濃度
トイレ    1mA    1.5ppb (換気量不確かなため精度は低い。)
玄関     0.5mA   1.5ppb (   同上          )
キッチン   2mA    1.5ppb ( 同上、畳数・換気は➀と同じ )
居室     0.1mA   1ppb  ( 同上、畳数・換気は➀と同じ )
〇試験結果
 トイレ    排便時の臭気は残るが、小便飛跳ねによる周囲の臭気は発 生しない。
        排便時以外のトイレ臭はしない。
 玄関     足臭、靴臭その他の臭いが消臭される。
        古くなった家独特の玄関臭も消える。
 キッチン   キッチン内に置いた生ゴミ箱の臭気が気にならない。
        夏場4日以上置くときは4mA以上必要か。
 居室     体臭などの室内臭は0.1mAで消臭できる。
        

3、細菌、ウイルスなどへの影響
次亜塩素酸の存在する空間内で、
  なま物の腐敗が遅れる。
  切り花の寿命が延びる。
  インフルエンザにかかりにくい。
  インフルエンザ症状が軽く済んだ。
  風邪による喉の腫れが軽く済んだ。
  表面付着菌の数が減少する。
 などの声がありますが、一部を除いて、実証はこれからです。
インフルエンザパンデミックが予測されていることから、ウイルスの不活化などに関し、公的研究機関での速やかな検証が待たれます。

次亜塩素酸によるウイルスの不活化、人体への安全性は多くのデータで示されていますが、人が常在する空間内でのデータはありません。
もし、居室・寝室で使用する場合には、0.5~1ppb程度で使用するのが適当と考えられます。長時間使用後では、壁面等による消耗がなくなり、上記数値は0.02~0.05ppb程度になります。個人差もありますが、1日以上その中に居ても喉や気管支に違和感を受けない濃度です。

0.02~0.05ppbは玄関に0.5mA程度(換気量・壁面等による消耗により増減する)の次亜塩素酸気化装置を置き、居室・寝室のドア開閉・隙間で漏れ入る程度の濃度です。ウイルスは非常に弱いので極低濃度でも不活化できるようです。

気相1ppbの濃度のとき、ヘンリー定数から逆算した喉・気管支表面水に吸着される次亜塩素酸の液相濃度はMAX0.03mg/l程度となります。この濃度はウイルス等の増殖の抑制を期待できる濃度です。(気相の次亜塩素酸濃度は極低濃度のため実測出来ないので、気化装置からの発生量を換気量で除して算出します。現実の部屋では換気量算出も難しく濃度の精度は高くありません。)


追加修正2018.9.11
    2019.9.9
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