8月9日夏真っ盛り。
セミが鳴いています。
大きなクマゼミが鳴いていたので、驚かしてやろうと木を揺らしてみました。
全く動じません。泣き続けます。
こっちも意地になり、キリン草の枯れた長い棒状の茎でセミの目の前の枝をゴシゴシ
としてみました。平然として、鳴き止みもしません。
それどころか、ゴシゴシ動かしている茎に鳴きながら大胆不敵にも乗り移ってきました。
よっこらしょ、という感じ。
羽の色からして、あまり若くはないセミです。
セミの若いのと若くないとの見分け方。
それは、羽の枝脈が日時が経つにつれ緑から赤茶色になる、その枝脈の色合いにより分かります。
そのふてぶてしい、もとい、その勇猛果敢なセミが、よっこらしょ、と乗り移ってきましたので、
そのセミが乗った枯れキリン草を、目の前に。
セミは、ぴゅっーと私の顔に小便を引っかけ、ギャーと一声。
飛び去ってゆきました。
間抜けな私は、セミのささやかな小便が乾くまで、呆然と立ちつくすのみでした。
ところで、いわゆる「セミの小便」って尿ではないのです。
数年間、地下で暮らしていたときの地下水でできた体の水分なんですね。
興奮して体を急激に伸縮した結果、この水分が外部に放出されてしまうんですね。
いわば、この水分はセミにとっては「命の水」なんですね。
セミが鳴いています。
大きなクマゼミが鳴いていたので、驚かしてやろうと木を揺らしてみました。
全く動じません。泣き続けます。
こっちも意地になり、キリン草の枯れた長い棒状の茎でセミの目の前の枝をゴシゴシ
としてみました。平然として、鳴き止みもしません。
それどころか、ゴシゴシ動かしている茎に鳴きながら大胆不敵にも乗り移ってきました。
よっこらしょ、という感じ。
羽の色からして、あまり若くはないセミです。
セミの若いのと若くないとの見分け方。
それは、羽の枝脈が日時が経つにつれ緑から赤茶色になる、その枝脈の色合いにより分かります。
そのふてぶてしい、もとい、その勇猛果敢なセミが、よっこらしょ、と乗り移ってきましたので、
そのセミが乗った枯れキリン草を、目の前に。
セミは、ぴゅっーと私の顔に小便を引っかけ、ギャーと一声。
飛び去ってゆきました。
間抜けな私は、セミのささやかな小便が乾くまで、呆然と立ちつくすのみでした。
ところで、いわゆる「セミの小便」って尿ではないのです。
数年間、地下で暮らしていたときの地下水でできた体の水分なんですね。
興奮して体を急激に伸縮した結果、この水分が外部に放出されてしまうんですね。
いわば、この水分はセミにとっては「命の水」なんですね。