リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

超一級のプロか、アマチュアか

2018年10月11日 01時20分59秒 | 音楽系
テレビのバラエティ番組で面白いのをやっていました。世界的に活躍している「超一級のプロ」のソプラノと「アマチュア」のソプラノをそれぞれ目隠しで聴いて、「プロの歌声」「アマチュアの歌声」を当てるという趣向です。当てる人は、歌手やらお笑いや歌舞伎俳優などの芸能人です。

7人くらいの芸能人が当てることになっていましたが、答えは全員同じ歌手を選びました。彼らは自分たちの答えに相当自信を持っていて皆「間違いない!」と口を揃えていました。実は私も芸能人と同じ答えでしたが、答えは違っていまして全員はずれ!これって一種の放送事故なのかな?

もっとも番組では「プロ」なのか「アマチュア」なのかを選ぶわけなので、決して上手いか下手かを選ぶというのではありません。そういう意味では答えにはいささかの問題点はなく、放送事故ではないと言えるでしょう。

あとのネタばらしで、「アマチュア」のソプラノは、桐朋音楽大学の修士課程で勉強中の音大生でした。番組の最初、アマチュアのソプラノと言っていたので、町の合唱団で歌っているおばさんが歌うのかな思っていましたが、ちゃんとした音大の学生だったので、彼女をアマチュアというのはどうかなとは思いました。彼女はまだプロになってないだけの人ですから。

「プロの歌声」の歌手さんはSさんでしたが、番組で歌った曲の一部だけを聴いた限りではどう聴いても音大生の方が上手でした。一応YouTubeで何曲かSさんの歌を聴いてみましたが、番組での歌唱と同様あまり音程がよくない人ですね。あのぐらい全体的に外れていると、古楽系の声楽では全然だめです。

オペラ界の事情はあまりよく知りませんが、欧米のオペラ劇場でそこそこの評判は取ったことがあるかもしれません。日本から見れば「すごいな」だけど、実は世界的に見ればやっぱりそこそこレベルという方なのかも。私が知っている範囲ではいくつかそういうケースはあります。まぁこれはあくまでも推測ですけどね。はずれてたらごめんなさいね。

向こうにいた頃は結構オペラ見ましたけど、スター歌手だと、声に艶があり美しく、音程もとても正確です。日本で聴く「オペラ歌手」の方って、ときどきビブラートの幅が広すぎてどういうメロディなのかはっきりわからないような歌い方をする人や、大きい振幅のビブラートの中間を取ってみると音程が大外れという方がいます。あとキンキン声のテナー、グマゴロウみたいなガラガラ声のバス、長良川の鵜みたいに喉を締め付けられたような声のテナーとか。あ、何か悪口を言ったみたいですみません。<(_ _)>でも悔しいけど彼我の差はかなりあります。バッハコレギウムのカンタータ録音で、ソリストが全員日本人になることはなかったのもそういうことです。

あと件の番組ではいろんな比較をやっていましたが、ストラディバリウスと安物の楽器というのもありました。これって比較として間違っていますよね。20万程度の安物の楽器なら確実にストラディバリウスですよ。でも現代に製作されてた最高の楽器、いくらくらいなのでしょうか、200万?300万?リュートよりは相当高いらしいですが、そういう楽器と比べないと。プロの使用に耐えない20万の楽器と、プロが使うストラディバリウスでは比較の意味がありません。900円のスピーカーと100万円のスピーカーの比較と同じです。

ストラディバリウスと現代の最高級の楽器の比較ではきっと面白い結果が出ますよ。もうすでに外国ではそういう比較が何度も行われていて、最近のものではストラディバリウスは負けています。でもこの評価がいくら正しくてもストラディバリウスの価値がさがるわけがありません。もしそんなことになったら、永遠に続くべきバイオリン・バブルがはじけて大変なことになります。



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豊川でのコンサート

2018年10月05日 17時24分57秒 | 音楽系
また25号台風が近づいてきていますが、24号台風が直撃した翌日に豊川でコンサートを行いました。コンサート当日に直撃では、と危ぶまれていましたが、うまい具合に少し早めに来たので、直撃はまぬがれました。ただ、桑名では21号台風のような被害はありませんでしたが、豊川では桑名より風が強く、長い間停電していたそうです。コンサート当日も午前中は、会場付近では信号がつかないなど結構大変だったようです。



この会は「講演会」という形ですが、主催者さんからはできるかぎり演奏を多くしてほしいということでしたので、トーク付きのコンサートという形にさせていただきました。プログラムは、ルネサンス・リュートとバロック・リュートを使って、16世紀後半のルネサンス音楽、フランスとドイツのバロック・リュートの音楽、そして自作、自編の作品を演奏しました。主催をしたのは愛知教育大学出身の女性教師の会豊川支部の方たちで、若い新規採用の先生方も数名参加されていました。当日は学校の業務を終えたあと参加されていたわけですが、台風のための停電で給食が遅れてしまった学校もあったみたいで、いつもより大変な時間を過ごされた後のご参加でした。

参加されていた方は当然女性ばかりですが、会場のスタッフの方も皆さん女性で、私は「黒一点」でした。文化的な催しはどうも女性が中心になることが多く、日本の文化は女性によって支えられているという感じも致します。そういえば、バロック音楽の旅12も男性の参加者は全体のわずか20数%!です。ともあれ、参加された先生方お疲れ様でした。またこれからのお仕事にご精進なさってください。
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バロック音楽の旅12第2回講座

2018年09月25日 00時00分00秒 | 音楽系
バロック音楽の旅12第2回講座が終了しました。講座が開催された9月23日はなんでも台風が来ない「特異日」だそうで、気象庁が統計を取り始めて以来、9月23日だけは台風が上陸していないということです。あの伊勢湾台風は9月26日でした。それもあってかとてもいい天気で、前日や前週の運動会が中止になりこの日に実施という小学校もあり、お子さんやお孫さんの運動会に行った受講生の方もいらっしゃいましたので、参加された方は少し少なめでした。それでも今年は受講申し込みされたかたが100名超えですので、70名近くの方にご参加頂きました。



今回は「バロック音楽のかたち」というタイトルで、様々な形式の音楽についてプレゼン致しました。扱いました形式はコンチェルト、カンタータ、受難曲、オラトリオ、組曲、パルティータ、ソナタなどで、パワポの画面を見て、1分少しに編集した音楽を聴きながら進めて行きました。途中クイズなんかも織り交ぜたりして、外国語のカタカナオンパレードの画面に少しでも親しみを持っていただくよう工夫してみました。また、「講座」ということで、確認テストも用意して希望者に配布致しました。確認テストはなんか学校みたいで敬遠されるかと思いきや、なかなかの人気で多くの方が取りに来て頂きました。

プレゼンで使う引用音楽は、以前は自分の手持ちのCDからリッピングしてそのデータを編集していましたが、最近はiTunesやAmazon musicで安く購入した(ダウンロード)曲を編集することが多くなりました。もともとデータで買うので、こちらとしては一手間減るのでとても便利です。これも時代ですかねぇ。

次回は10月14日。オーボエの大山有里子さんとチェンバロの岡田龍之介さんによるコンサートです。バロック・オーボエは今回初登場です。
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2つの新しいアルバム

2018年09月18日 15時05分13秒 | 音楽系
ポール・マッカートニーの新しいアルバム、「エジプト・ステーション」がビルボードの1位になったそうです。5年くらい前の前作もプロデューサーを変えて、随分サウンドが変わったなと思いましたが、今回もまた別のプロデューサーが担当したそうです。

今回の作品もとてもポールらしい冴えが感じられる曲が多いのはさすがです。新しいプロデューサーを得て、ポールの作品として違和感がなく、でもいままでとは少し違う新しい感じのアレンジや録音処理が魅力的です。彼と仕事をしたい若い人は一杯いますから、そういった若い才能を得てますますサウンドに磨きがかかっているという感じです。若い人にも、彼らにとってみれば少し古風な感じもあるポールの音楽は、すごくアピールするのでは。まぁどっかのバンドみたいにジジイとばっかりといつまでもやっていたのでは、ファンはジジイとババアだけになってしまうということですか。

あと1枚、新しいアルバム。ヨーロッパを拠点に活動している、リュートの大家今村泰典氏の新しいバッハのアルバムです。もう大分前に彼はバッハのソロ・リュート曲を2枚のCDに録音しましたが、今回はマタイ受難曲、ヨハネ受難曲のアリアも含めた2枚組アルバムで、9月末に彼自身の執筆による日本語解説付きでナクソスより発売されます。

今回は全ての曲が原調のまま演奏されています。前作では例えばホ短調のBWV996はト短調に移調されていましたし、BWV998のプレリュード・フーガ・アレグロはニ長調で演奏されていました。いわゆるニ短調調弦のバロック・リュートで原調のままで全ての曲を演奏をするのは不可能です。リュートを弾かない方にとっては、この話はどうでもいいのでしょうが、演奏する側からすると大問題なのです。

今回今村氏はどういう手法を使ったのかというと、変調弦(スコルダトゥーラ)をいくつかの曲に取り入れました。彼が使った変調弦は、6コースまでは各コースの音程間隔を変えない方法です。前回ト短調で演奏した原調がホ短調の曲は、短3度調弦全体を下げてホ短調に、同じく前回ニ長調で演奏したプレリュード・フーガ・アレグロは半音調弦を上げて原調の変ホ長調で演奏しています。タブ譜的に見れば前回と同じものになります。もちろん実際は多少は変えているでしょうけど。

1曲だけ例外なのが、1006aです。この曲においては、1コースからミド♯ラミド♯ラ以下ホ長調の音階のバス弦、のような変調弦を使っています。この方法はもう40年以上前ですが、当時のバーゼル・スコラ・カントルムの教授であった、オイゲン・ミュラー・ドンボア氏がこのホ長調組曲を実用的に演奏できる変調弦として提唱していたものです。今村氏は若い頃ドンボア氏にも師事をしていましたので、40年以上経って初めて「世に出た」という感じです。ドンボア氏は惜しくも数年前になくなられましたが、きっと草葉の陰で喜んでおられることでしょう。

このアルバムには、受難曲のアリアも入っているというのはすでに述べましたが、それにオルガンでムリス野田亜希さんも参加されています。彼女は名古屋出身で、以前バロック音楽の旅のコンサートにも出演していただいたことがあります。バーゼル・スコラ・カントルムを卒業後はヨーロッパに拠点を置いて活躍されています。

このアルバムに使った会場は、今村氏の自宅のすぐ近くの教会です。いい響きの教会がすぐ近くにあり、近所に住んでいる演奏家と一緒に録音できるなんて、素晴らしい環境ですね。
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ブラックアウト

2018年09月07日 10時16分37秒 | 日々のこと
台風が過ぎ去ったと思ったら今度は大地震です。北海道の山崩れには驚きました。今までに知っている山崩れというのとは次元が異なり、同時多発山体崩壊とでもいうべき感じがします。

今回の地震で電力供給にも大きな影響が出ています。北海道中で今だに停電が続き、完全に復旧するのには一週間以上かかるということです。この「ブラックアウト」は北海道全体で大地震が起こって、各地の発電所がやられたというのが原因ではないそうです。

北海道電力の発電体制が、今回被害を受けた苫東厚真火力発電所(出力165万キロワット)に依存しすぎていたというのが原因とのことです。これは東日本大震災を受けて、泊原子力発電所(出力207万キロワット)の稼働停止以降のことで、北海道電力はその危険性は承知していたようです。「ブラックアウト」に陥る危険を避けるため、北海道電力はガス火力発電所の新設を決め19年に完成予定でしたが、今回の地震には間に合わなかったのです。

東日本大震災後に当時の菅政権がかなりヒステリックに世論を煽って日本全国の原発を止めてしまいました。恐らく電力の専門家は今回のような事態は知っていたはずですが、恐らく冷静な議論なしに政治的パフォーマンスで決定した感じがします。

原発に関しては、作る前の議論ならいざ知らず、すでに作ってしまっているわけなので、多岐にわたる慎重な議論を経て総合的に判断すべきことだと思います。原発は危険だから即廃止すべきだというのは、あまりにナイーブな議論です。

危険だと言って原発を稼働停止させ、それが原因でブラックアウトが起こり、さらに当然稼働停止している原発の電源も停止し、原発自体が危機にあった(難は逃れたようですが)のは皮肉なことです。結果論ですけど、「危険な」原発を稼働させていれば、今回の事態には至らなかったというこです。

それにしても、再生エネルギー賦課金の問題もそうですが(今月も2000円近くをたくさんお金を儲けている業者さんに献納させていただきました)7年前の菅直人民主党政権の失政には誠に罪深いものがあります。(民主党政権は菅直人政権以外もたくさん「亡国的」失政がありましたが)

国のトップの決断は実に重いものがあります。私は今回の「ブラックアウト」は人災ではなかったかと思うのですが、このような事態に陥らないためにも、私たちは政治家の言動に対し、しっかり目を見開いていなくてはなりませんし、選ばれた政治家も負託に値する行動をとらなくていけないと思います。
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大規模停電!

2018年09月05日 10時03分49秒 | 日々のこと
昨日の台風はすごかったですね。皆さんの地域は大丈夫でしたでしょうか。

ピーク時には家が揺れまくっていました。少し前の台風のときも揺れましたが、それよりはずっと風は強かったようです。今回の台風は速度が速いので16時過ぎにはピークを過ぎたかなという感じがしましたので、もうこれで一安心とデスクトップ・コンピュータを立ち上げて一仕事始めました。停電が心配ならノート・パソコンでやればいいのですが、さすがにピークを過ぎたので大丈夫だろうという判断です。

何日か前から、来年のリサイタル用に、アウグスブルク写本からクラインクネヒトのコンチェルトをシベリウスでスコア起こしをしていましたが、8時半頃に遂に打ち終えました。手書き譜は結構各パートが不統一なのでまだあと検討箇所は沢山ありますが、取りあえず形にはなりました。私はコンピュータは寝る前に電源を落としますので、まだ寝るには早い時間ということでそのままにして二階の居間でテレビを見ていました。

すると突然、プツンというような音がして真っ暗になりました。久しぶりの停電ですねぇ。ここ30年くらいは一度もなかったです。でも一応ろうそくと手巻き発電ラジオ(前日に点検してあります)は用意してありましたので、切り替えです。



何か懐かしい世界ですね。伊勢湾台風のときは1週間くらい停電していましたが、今回はすぐ復旧するだろうと思って不便さを楽しむことに・・・でも1時間経ってもまだです。もうそろそろ不便さを楽しめなくなってきました。(笑)部屋もエアコンが切れているので蒸し暑くなってきたし。9時前に停電して、2時間ちょっと経った11時過ぎにやっと電気は復旧しました。停電中にネットで調べていましたら相当規模の大停電だったようです。

電源を入れてあったコンピュータが心配なので、すぐに見に行きましたが、全く何事もなかったかのようにWindowsは立ち上がりました。最近のWindowsは堅牢なのですね!シベリウスもちゃんと復旧用のファイルが保存されていて、データが壊れるというようなことはありませんでした。ま、もともと保存はこまめにしていましたし。

翌日家の周りを見てみましたら、特に異変はありませんでした。ただ少し離れたところにある空き家の前にステンレス製の何かがくちゃくちゃになって落ちていました。これは町内会長さんに連絡しておかんといけませんです。
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河口湖自動車博物館

2018年09月01日 19時13分00秒 | 日々のこと
河口湖の近くに1年のうち8月のみ開館するという珍しい博物館があります。これまで2回訪問致していますが、8月の終わり頃になって急に思い立って家内と出かけました。

この博物館は、原田信雄さんという方が私財をなげうって作った博物館で、自動車の他、飛行機も沢山展示されています。私は飛行機の方に興味がありますので、見学はもっぱら「飛行館」が中心です。ここには主に日本の大戦機が展示されているという希有な博物館です。最近は岐阜県の各務原航空博物館で修復された陸軍三式戦闘機「飛燕」が展示されたりして、かつての日本の航空機を大切に扱うところが増えてきてはいますが、なんといってもここは世界で日本の大戦機が一番多く展示されているところです。誉、アツタ、栄といったエンジンの展示もあります。今年の目玉は、ほぼ修復が完了した陸軍一式戦闘機「隼」です。



この機体は初期型ですので、プロペラが2枚です。多分飛行可能な状態にまでは修復しないと思いますが、仮にそこまでしたとしても今度は飛ばすのが大変です、というかほぼ不可能に近いと思います。その点、昨年末訪問しましたカリフォルニア州チノにある「名だたる飛行機の博物館」はなんと飛行場が隣接しているのでさすがにアメリカです。この河口湖自動車博物館は今日から来年の7月31日までお休みです。

昨年の訪問は日帰りでしたけど、今回は箱根の強羅温泉に泊まることにしたので、博物館見学後は強羅に向かいました。御殿場を通って行くのですが、途中ふと思い出して、東山荘という施設に立ち寄りました。実はこの東山荘、1972年に日本で初めて古楽のサマーセミナーが開催されたところです。



この時は、バッハのBWV198から復元されたマルコ受難曲を演奏するというのがテーマでした。まだ二十歳そこそこの私は、まだリュートは持っていなかったものの、BWV198でリュートが使われているということは知っていましたので、このセミナーに行けばきっとリュートを弾く人がいるだろうということででかけましたら、予想通りSさんとNさんという方が参加されていました。

このセミナーはいわば「梁山泊」といった感じで、現在の古楽界の重鎮となられている方々が参加されていました。フラウト・トラヴェルソの有田さん、ガンバの宇田川さん、平尾さん、ヴァイオリンの小野さん(当時は中島さん)等々、2年後に師事することになる大橋敏成先生も講師で参加されていました。平尾さんは当時高校生、大橋先生のレッスンを確かフィッシャー館という別棟でレッスンを受けていました。リュートは当時日本には先生がいなかったので、リュートの研究もされていた大橋先生のヴィオラ・ダ・ガンバのレッスンを聴講していました。

東山荘は現在も営業していて、施設の中に入ってみましたが、アプローチのところと駐車場付近に当時の記憶と結びつくところが少しあったものの、それ以外は全く当時を思い起こさせるものはなく、46年の歳月の長さを思い知りました。ひとつくらい懐かしい建物があってそこで感慨に浸りたかったんですが・・・



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暴風!?

2018年08月24日 13時53分52秒 | 日々のこと
台風20号、進路が当地からは若干はずれたとはいうものの、風はすごかったです。夜中の12時過ぎでしたか、何かドンと鈍い感じの物音がしたので外に出てみましたら、玄関に出してあった鉢植えがひっくり返って、南天の木が根っこと土もろとも鉢から抜け落ちて転がっていました。慌てて、少し離れたところにあった鉢に入れ戻して風の当たらないところに置き直しました。状況から察するに、単に風で倒されたのではなく、暴風によって鉢が舞い上がり、下に落ちたのではないかと思われました。

今回は暴風圏に入らないという予想でしたので、玄関に置いてある鉢植えはそのままにしておきました。結局当地には強風注意報は出ていたものの、暴風警報はでませんでした。でも、家が揺れるくらい風が強かったですから、警報が出てもよかったのではと思います。多分気象庁のデータが不正確だったのではないでしょうか。これって深夜だったからまだしも明るいうちにこんな状態になり、警報が出なかったら、学校の登下校なんか相当危険ですね。

暴風警報と言えば昨年のバロック音楽の旅講座第3回のときにも、リハーサル真っ最中の13時過ぎに暴風警報が出ました。基本的には私の判断で中止か継続ができたので、継続することにしました。その時は風は穏やかで、講座修了の4時半過ぎでもまだそんなに風は吹いていませんでした。実際に強い風が吹き始めたのは夜の8時を過ぎた頃でした。これは明らかに警報が出るのが早すぎた例です。

諸般の事情を考慮して、早めにとか遅めに警報を出すのはわからないことはないですが、正確なデータに基づいて、基準をきちっと守って警報を出した方がいいのではないでしょうか。
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サマータイム

2018年08月22日 22時29分28秒 | 日々のこと
ネットのニュースを見ていましたら、勝手にサマータイムをやってみました、という内容の記事がありました。サマータイムの話題はそもそも某政治家が、オリンピックの酷暑対策としてサマータイムを導入してはどうかと言い出したのが発端のようです。

オリンピックといっても全ての競技で酷暑が問題になるわけではなく、主にマラソンとか競歩あたりが問題になるのでしょうけど、それの対策でサマータイムということしょう。

でもサマータイムを導入したら、まず桑名の石取り祭りの本楽が暑いうちに始めなくてはならず、大変です。本楽は暗くなり多少は過ごしやすくなってきた頃が「本番」で、日が明るく暑いときでは、熱中症続出間違いなしです。

では、全体をサマータイムの分2時間ずらして、暗さをを基準にしたらどうかという考えもあるでしょうが、石取り祭りの祭車は40台近くあり、順番が最後になった町内が神社に石取りの鉦太鼓を奉納して、町内に帰る頃はもう空が明るくなった頃になります。

これではどうみても祭りの遂行は無理でしょう。同じような問題は、阿波踊りとか各地で行われる花火大会についても起こることです。花火は暗くならないといけません。いつもの7時開始9時頃終了の花火大会を9時開始11時終了の花火大会なんて、翌日のことを考えると終わりまでつきあえない人が出てくる、あるいは翌日だるくて仕方がない人が出て来ます。

これら以外にも、コンピュータシステムの時間管理の関係から、電車の運行システムとか、銀行のオンラインシステムなどは多額の経費と時間をかけて作り直す必要があります。花火大会は翌日眠くなるくらいで済むかも知れませんが、コンピュータシステムにもし障害が出たら、かなり大きな損害がでるのではないでしょうか。

というようなことはシロウトの私が考えてもすぐに思いつくわけで、たかがオリンピックのために国民の生活に多大な負担や社会の混乱を招く可能性があるサマータイム導入なんて軽々しく口にしないでほしいですね。それとも老獪な某政治家のことですから、何か別の意図でもあるのでしょうか。
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今日も・・・

2018年08月06日 11時34分00秒 | 日々のこと
今日も午前11時現在、気象庁全国観測値ランキング最高気温の部で、37.5度で桑名がトップに立っています。2位、3位には強豪名古屋、多治見がつけているので、午後には抜かれるかも知れません。

最近このランキングの上位に常連化した感がある桑名市ですが、なぜかワイドショーでは取材に来たことがありません。やはり一日の後半でいつも他都市に一位を譲るという奥ゆかしさがあるからなのでしょうか。

先日からカリフォルニアに住んでいる娘一家全5人+息子from Tokyoが我が家に来ていて大賑わいですが、カリフォルニアはもっと気温が高く、桑名の最高気温なんてまだかわいいものだと、はじめ娘は言っておりました。


皆さんの来桑にそなえてプチリフォームです。

でもこの地方特有の湿気の多さと、夜になっても気温が下がらないのには、少々参っているみたいです。カリフォルには確かに日中の最高気温は40度を優に超える日が続くそうですが、夕方になるとぐっと気温が下がり、朝も涼しいそうです。娘は20年近く日本を離れているので、桑名の夏をすっかり忘れてしまったようです。
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