リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

感染対策用スクリーン完成

2021年09月24日 10時39分39秒 | 音楽系
バロック音楽の旅14第1回講座開催までいよいよあと9日です。例年でも第1回目はいろいろ準備が大変ですが、今年はさらにコロナ対策が加わり大わらわです。他のクラシック系のコンサートにおける対策と同様、検温・手指アルコール消毒を行い、受付にスクリーンを設置、マスク着用・ソーシャルティスタンスをお願いする予定です。検温と手指アルコール消毒は市販のものを購入しました。スクリーンも市販のものを購入しようかと思いましたが、なかなかいいのがありません。

受付のテーブルは一般的な会議用テーブルです。こちらは座り、入場者は立っているわけですが、市販品の多くは高さ60cmまでしかありません。テーブルの高さは60~70cmですから、立っている方の顔が隠れるようにするには高さ90cmくらいのスクリーンが必要です。市販品は病院の立ち位置の高いカウンター上に設置するとか対面で座ることを前提としているようです。

ないものは作るしかありません。早速近所のCainzに行って頭をしぼることにしました。使えそうなのは厚さ0.5mmの透明テーブルクロス、直径8mm長さ900mmの丸棒、厚さ5mm幅20mm長さ900mmの檜角材、台座用の端切れ木材でした。それに必要な穴をあけ、接着ねじ止めし、マジックテープと接着剤で止めて出来上がったのがこのスクリーンです。



2つ作りました。高さは900mm、幅は約900mmです。



台座の拡大写真です。黒のエンドキャップは8mmのものが売っていなかったのでネットでとりよせました。分解して束ねるとこんな感じです。



これで2台分です。コンパクトでしょ。製作費は接着剤やネジ、結束バンドも含めて2000円ちょっとです。単品ではテーブルクロスが498円で一番高かったのですが、これも倍の大きさのものを買っておけばもう少し安く済んだと思います。他のパーツは大体100円前後のものです。お安くできましたが、手間はかかりました。(笑)