リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

GRヤリスRSレビュー

2021年09月20日 20時19分48秒 | 日々のこと
ちょうど四日市に行く用事がありましたので、帰りに市内のTOYOTOWNに寄ってみました。TOYOTOWNはトヨタの全車種が置いてあるとても大きな販売店です。ここにGRヤリスRSの試乗車があるということなので、飛び込みで訪ねてみました。



情報通り試乗車はちゃんとありました。すぐに試乗車を用意していただきました。




さすが超強力販売店です。お店のお姉さんからキーを頂きましたが、15分くらい走ってきてくださいとおっしゃる。普通こういうときは助手席にお店の人が同乗するのですが、コロナ対策ということでひとりで試乗することになりました。なかなかこういう機会はありません。結局40分くらい走っていましたが。(笑)

夕方で幹線路は混んでいましたので、少し空いている道を選んで走ってみました。残念ながら時速100km超のスピードを出すところはさすがにありませんでしたが、空いた道でエンジンの吹き上がり具合やブレーキングを見てみました。

レンタカーで借りている素のヤリス(1000cc)に比べるとさすがにエンジンのパワーはあります。足回りは少し固められてはいますが、そこはトヨタ、ガチガチという程ではありません。我が家のミニF56と同じくらいです。

GRヤリスRSの外観はほとんどハイパワーモデルのRZと同じです。ムキムキに張り出したリアフェンダー、迫力ある225/40R18タイヤなどみてくれは素晴らしいです。でもエンジンとトランスミッションは全く普通。こちらはふつうの1500ccのヤリスと同じものです。よく見かけはゴツくて怖そうなのに話をしてみるとか弱い感じのする人っていますよね。そんな感じです。

乗っているときは外観は見えませんので、運転していると普通の1500ccヤリスのまんま。まぁ峠道を攻めれば足回りの差は感じられるのでしょうけど。峠道なんて普段は走りませんから、普通の市街地を走っているときでもなんか感じるものが欲しいと思いました。ターボをつけてトランスミッションもアイシンあたりの8速オートマチックにするなど外観だけでなく走りの部分でも何らかの差別化が必要なのでは。せっかくのボディや足回りがもったいないです。同じ三気筒1500cc(ターボ付き)のミニF56の方がずっとスポーティーな走りをして楽しいです。

さて結論です。1500ccの普通のヤリスで十分です。外観だけではつまらない!