リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

レッスン会

2012年11月06日 12時41分21秒 | 音楽系
4日は名古屋市内のUさん宅でミニコンサートでした。本当は公開レッスンもあったのですが、受講される予定の方が都合で来られなくなり、急遽「リュートよもやま話」とミニコンサートと相成りました。

Uさんはギターを演奏される方ですので、受講される予定だった方もギターの曲で受講予定でした。聴講で参加された方々も全てギターの方です。最近はギターの発表会などは時間があれば出かけるようにしてはいますが、こうやってギターの方たちの前でレクチャーみたいなことをしたりミニコンサートをするのは実はほとんどありませんでした。

9月の始めにミューズで行った、「月光講座」がよく考えてみると初めてで、今回が2度目ということになります。私自身昔ギターを弾いていたこともありますので、このような機会が増えていくのはとても嬉しいことです。



ミニコンサートは、ルネサンス・リュートの小品を何曲かと、バロック・リュートでヴァイスの曲をアンコールとして演奏しました。いろいろお話が盛り上がり、調子に乗って立奏・暗譜でヴァイスのプレスト(ソナタ「有名な海賊」ヘ長調より)なんかも弾いてしまいました。(笑)まぁ、立奏+暗譜はめったにしないですが・・・。

Uさん宅のリビングは2階吹き抜けになっていることもあり、とても音がよく響きます。とりわけバスの音が大変ふくよかに鳴り、とても気持ちよく演奏できる空間です。リュートのサロン・コンサートには最適といっていいと思います。また機会があったら、今度はヴァイスとかフランスの曲を中心にコンサートをしてみたいですね。