リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

弦とフレットの張り替え

2010年11月27日 11時37分25秒 | 音楽系
久々にバロック・リュートの弦とフレットを総入れ替えしました。高音弦は何回か替えてましたが、それ以外は昨年の録音の前に替えたままでした。ことしはバロック・リュートのソロコンサートがなかったからなんですね。

調整もしながらやり、さらに途中で食事やレッスンもありましたので、ほとんど1日仕事でした。今回は珍しく不良弦が少なかったですねぇ。3コースのバス弦側の1本が音程不良でしたが、あとはなんとか行けそうです。

そろそろ弦のストックもなくなってきましたので、今日明日あたりに弦を発注しようかなと思っています。アキーラ社のナイルガットという合成樹脂弦が「モデルチェンジ」をしたようで、外観もいままでの白色からガット色になったそうです。強度も増したらしいんですが、音がどんな感じに変わったか興味があります。