リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スカイプ端末

2010年10月26日 13時28分07秒 | 日々のこと
ついでにもう一つやや古い話題。これも先週の初め頃に出てた話ですが、携帯電話のauがスカイプを搭載したスマートフォンを出すそうです。そうです、早く世の中そうなりゃ、みなさん携帯に不必要なお金を出さずにすんで、そのお金がもっと別のところに回ります。

スカイプユーザー同士の通話料は無料で、海外宛のスカイプアウトは可能ですが、国内の携帯電話・固定電話宛にスカイプから発信はできないそうです。うーん、それではあまり意味がないような・・・本来のスカイプは携帯だろうと、固定電話だろうと、自在にかけられるのですから。

もしWi-MAXが今の携帯電話網並に広がってしまえば、もはや携帯電話網などは使わずにスカイプを搭載したモバイル端末(つまりこれが携帯の替わりになる)からWi-MAXを使ってインターネットに接続すれば超格安携帯通話が実現できます。このことはすでに、例えば私が使っているViliv S5(400gのウィンドウズパソコンです)のようなUMPCをUQ コミュニケーションズと契約したデヴァイスをUSBに挿入してインターネットに接続すれば可能です。まだUQ WiMAXのサービスエリアが限られているのと、S5では携帯電話としては超巨大すぎるだけです。

他社よりは劣勢のKDDIとしては起死回生的というかヤケクソみたいにスカイプを搭載してきた感じで、発表されたスカイプのスペック(国内携帯固定宛不可)ではスカイプの意味はなく、スペックを拡張すれば自滅につながるし、さりとて何もしなければもっと劣勢に・・・

デジタルやインターネットの世界は変化が激しくて、あれだけ権勢を誇っていた会社がコロっと衰弱してしまう例がいくつもあります。そういう意味でUQ コミュニケーションズさんには期待してるんですけどね。