リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

若き二人の演奏家(1)

2007年10月08日 22時37分38秒 | 音楽系
先週末、バーゼルで知り合った若き二人の演奏家のコンサートに行って来ました。一人はギターのHさん。場所は東京の現代ギター社という出版社の4階ホールです。彼女はバーゼル音楽院のオスカー・ギリアのもとで勉強をしてきて、一昨年卒業、現在はベルンでギターを教えています。

彼女には、今年6月にバーゼルに私が行ったときに会うことができまして、そのときに私が作った曲をプレゼントしました。私がときどきコンサートで演奏する旧名「夏のうた」という曲がありますが、それをギター曲に編曲して、ついでに曲名も「Omoide」と変えてみました。「夏のうた」だと気節ものになってしまって、夏以外はなんとなく演奏しにくいですからね。(笑)

彼女に渡したとき、アンコールピースにでもということで渡したんですが、日本でのコンサートのプログラムに入れてくれるとのことで、東京でのコンサートを聴きに行くことにしました。(あと、10月18日に大阪でもコンサートをするそうです)ちょうどもう一人の若き演奏家のWさんが翌日に同じく東京でコンサートをするのと、あと東京に住んでいる私の息子が引っ越しをするというのでその手伝いをするということで、まぁいろいろ目的があって一泊二日の東京の旅と相成ったわけです。