リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス「里帰り」記(1)

2007年06月12日 18時36分41秒 | 音楽系
今日スイスから日本に戻ってきました。向こうでは時間がたっぷりありましたので、ブログを書いていました。本当は向こうから更新できるとリアルタイムでよかったんですが、インターネット環境がなかったもんですから、こちらに帰ってから「里帰り」記としてしばらく連載しようかと思っています。今日はその1です。


約1年ぶりにスイスにやってきました。飛行機に乗っていたときは、ずっと真山仁の「ハゲタカ」に読みふけっていたこともあってあっという間にチューリヒに到着。実際何かの都合で飛行機が1時間以上も早く到着したのでよけいそう感じたのかも。

飛行機の中にはいわゆる熟年層の団体やグループの方たちがたくさんのいらっしゃいました。たぶんハイジの里の方に行かれるんでしょう。実際バーゼル行きの列車には日本人は誰もいませんでした。チューリヒからバーゼルに向かう車窓から見えるのはいつもの景色。何の変哲もないスイスの田舎。観光地ではないんですけど、いいところです。日本でも観光地ではないけど、すごくきれいな田園地帯がありますが、あんな感じです。

バーゼルSBB駅で下車徒歩2分の旧下宿に向かいます。玄関のベルを鳴らしてしばらくすると大家さんのD夫人が出てきましてしばし歓談。懐かしいですねぇ。ご主人は車検に出かけていて不在とのこと。スイスの車検は5年に一度だそうです。