素晴らしい作品が沢山出来ました!
三鷹市第一小学校で、私のピアノソロの演奏を聴きながら絵を描くアウトリーチ、ワークショップ。
五年生へのワークショップ、第2回目です。
今回はチャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」のみを演奏して絵を描いてもらいました。
題名を伝えず描いてもらいました。
一昨日、昨日で全三クラス。
今回は最初にピアノの秘密の話を、アップライトの簡単な解体ショーをしてから説明、そのあとピアノの響板を触りながら「花のワルツ」を聴いてもらい、画材を選んで、実際にこの曲を聴いてインスピレーションがわいた感覚を絵にしてもらいました。
子供の想像力は想像以上で、沢山の人が知っているこの曲なのに、これだけ色々な、一人として同じものがない、素晴らしい絵が完成されたことに大きな驚きと喜びを感じました。
もし「花のワルツ」という題名を言って描いてもらったら皆さん沢山の「お花」を描いていたかもしれません。
このような素敵な発想も、普段からご指導頂いているS先生の素晴らしいご指導があったからこそとも思いました。
またこのような事をさせて頂いた三鷹市の財団の皆さま方のご理解とご協力、また、この機会を認めていただきました第一小学校の皆さまに心より感謝致します。
各クラス90分という長丁場ですが生徒の皆さんは全く集中力が切れる事なく一気に描き切りました。
昨日は午前中一クラス、午後一クラスでしたが、一回90分のコマなので、実質アウトリーチ45分4回分でしたが、子供たちのエネルギーに圧倒されて疲れもせず一気に駆け抜けました。
「花のワルツ」はピアノを触りながら一回、そのあとしっかり一回聴いて、そのあと画材を選んでから5回くらい弾いて、最後にできた絵を並べて展覧会にして、それを見ながら演奏を聴くので、90分の間に8回くらい演奏しました!
二日間で「花のワルツ」を24回くらい弾いたと思います。一生でこれだけ「花のワルツ」を弾く日はないと思います(笑)
一週間前に「行進曲」「トレパック」「中国の踊り」「葦笛の踊り」を同様に私の演奏を聴きながら描いてもらったので、本当にたくさんの作品が出来ました。
さて、今回出来ました作品は、12月にあります三鷹市芸術文化センター風のホールでのクリスマスコンサート(三鷹市の全15校に三つのグループが訪問演奏に伺っており、そのメンバー全員での演奏会)にて、今回演奏した曲をそのメンバーでの演奏をするのですが、その時にホールの正面に各々の曲で描いた絵を投影して、コラボレーション致します!
昨年はムソルグスキー 「展覧会の絵」を同様に行いましたが、今年はさらにバージョンアップ!
とっても楽しみです。
今回は先週に引き続き二回目だったので、教室に入るなり生徒から「ヒュー!」と大きな歓声掛け声を頂きなんかヒーローになったような気分になって恥ずかしいですが嬉しかったです。
二回行くというのはまた繋がりが深くなっていいですね。
その流れでワークショップ終了後にサインの長蛇の列になりました。
素敵な作品を描いてくれたみんなありがとうございました!
ご指導、ご協力いただきましたS先生、第一小学校の皆様、三鷹市の財団の皆様、本当にありがとうございました!!!
12月もどうぞよろしくお願い致します!!
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