Q32 中国六朝時代の詩人陶淵明は田園詩人と呼ばれますが、「飲酒」という詩の中に次の有名な句があります。
菊を採る東籬の下、悠然として南山を見る
陶淵明は若い頃幾度か官職に就いていましたが、41歳のときに職を退き隠遁生活に入りました。これは隠遁生活の時の詩で、夏目漱石が「草枕」の中で引用しているなど、日本でも古くから良く知られていました。
全文は次の通りです。
結廬在人境 廬を結んで人境に在り
而無車馬喧 而も車馬の喧しき無し
問君何能爾 君に問う何ぞ能く爾ると
心遠地自偏 心遠く地自から偏なり
採菊東籬下 菊を採る東籬の下
悠然見南山 悠然として南山を見る
山気日夕佳 山気日夕に佳し
飛鳥相與還 飛鳥相與に還る
此中有真意 此の中に真意有り
欲辨已忘言 辨ぜんと欲して已に言を忘る
他にも有名な作品がありますが、次のうち陶淵明の作品はどれでしょうか。
A 桃花源記
B 帰去来の辞
C 靜夜思
答え A桃花源記とB帰去来の辞
これらの作品についてはまた学ぶことにしましょう。
菊を採る東籬の下、悠然として南山を見る
陶淵明は若い頃幾度か官職に就いていましたが、41歳のときに職を退き隠遁生活に入りました。これは隠遁生活の時の詩で、夏目漱石が「草枕」の中で引用しているなど、日本でも古くから良く知られていました。
全文は次の通りです。
結廬在人境 廬を結んで人境に在り
而無車馬喧 而も車馬の喧しき無し
問君何能爾 君に問う何ぞ能く爾ると
心遠地自偏 心遠く地自から偏なり
採菊東籬下 菊を採る東籬の下
悠然見南山 悠然として南山を見る
山気日夕佳 山気日夕に佳し
飛鳥相與還 飛鳥相與に還る
此中有真意 此の中に真意有り
欲辨已忘言 辨ぜんと欲して已に言を忘る
他にも有名な作品がありますが、次のうち陶淵明の作品はどれでしょうか。
A 桃花源記
B 帰去来の辞
C 靜夜思
答え A桃花源記とB帰去来の辞
これらの作品についてはまた学ぶことにしましょう。