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助手席にもカイパーレカロ装着


【88,900km+95,052km=183,952km】
作業日:5月中旬~7月20日

元々、レカロシートを助手席にも付けるための旅に出た僕が
遭遇したヒーターコアの爆発。これで大掛かりな修理が入り、
やっとレカロに到達しました。
やりたいことに到着するまでの時間がかかる事こそが、
ちょっとと古い車の頭痛の種であり、
逆を言えば楽しみでもあるのです。



先ずはセカンドシートに乗せていた中古のレカロシートを
降ろして点検です。追加配線は前回の時に行っていましたので、
基本作動は横浜でも確認済みです。



助手席を外して、新品のレカロ製シートレールを装着して
本体を乗せて、通電させれば完了。
マニアックな事を書くと、この車は正規輸入やキャンパーに多い
回転式シートではないので、シート下には空間があって、
工場オプションによっては、冷蔵庫や引き出しが付いています。
この車の場合、ドンガラなので、後付けのカーナビ用DVD本体が
前オーナー時代に設置されています。

<装着完了>


このモデルは、「レカロDSVのハーフレザー 左側」モデルで、
スイッチの形状からして前期モデルと思われます。
前後のスライドのみ手動ですが、あとはフル電動で、
シートヒーター、レカロヴェントも標準装備されています。
腿の当たる部分がフラットなので、乗り降りもし易いです。



残念ながら運転席とは違い、アームレストは付けられませんでしたが、
体へのフィット感は素晴らしいので、アームレスト無しでも
十分に長距離をストレス無く移動できます。



またT4の場合、窓枠の所が丁度アームレスト的な高さなので、
手持ち無沙汰な時は、ここに腕を置く事も出来ます。



中古ですのでお手入れも大切。
オークションで購入した割に丁寧な梱包と清掃がされて来た
DSVでしたが、僕流で再清掃します。

先ずはダイソンで徹底的にファブリックやシート裏を清掃。
シートの柄が段々綺麗になって来るのですから、恐るべしダイソンです。
その後、前オーナーが取り切れなかった傷や汚れは、
コロニル1909 シュプリームクリームデラックス(カラーレス)
で丹念に3回行い、素晴らしい色と輝きが出て来た所で、
馬毛ブラシで優しく適度に磨きます。(基本的にブラシ使用は最小限)
最後は、コロニル1909 シュプリームプロテクトスプレー(防水)を
かけて完成です。
もちろん車の革は、塗装が複数回してありますので、本格的な修理は
専門業者での作業が必要ですが、中古品ですし、あくまで足車ですので、
そこまで凝らないぐらいが18年目のカラヴェルには良い気がします。



室内のカラーとマッチしたDSV。
助手席がハーフレザーなのは愛嬌。
いや、お客様第一主義ですので(笑)

さて、前回装着した運転席を再度ご紹介すると
「DSV ファブリック」モデルです。
スイッチの形状から後期モデルの最初の頃だと思われます。
※関連記事:レカロ装着と各種整備(2)



レカロの面白い所は、最初から2ドア車使用を考え、
一体型タイプでない限り、フロントシートを前に倒す機能が
標準で付いています。
何とこれが右側にスライドドアの無い我がカラヴェルには
大変有効で、ちょっと大きめの荷物をリアシートに積む際に、
左右シートの間では無く、運転席シートを倒せば簡単に乗せられますし
小柄な僕だと、リアシートに乗り込む事も不可能ではありません。
意外な便利さに驚いています。



半ば強引だったものの、助けて下さった皆さんのお陰で、
僕は再びカラヴェルとのカーライフを送っているのを
実感している今日この頃です。

<パーツ供給>
セイファーズ S.p.A.(東京)

<整備協力>
ユタカモータース
愛知県安城市横山町大山田中9番地
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