PIRELLIを購入（4ヶ月3週間・8,414km）

【ついに寿命】
高速コーナリング時に、
「何となく滑るなぁ」
と思ったのが7,900km位の頃。
事実、コーナリングをしながらインストルメントパネル内でESPの作動を示す
警告等が頻繁に点滅していたのですから、そろそろ寿命だったようです。
高性能ＦＦ車両ですから、フロントへの負荷がかかるのは当たり前ですね。
直線走行ではそれほど問題を感じないのですが、コーナーではコンパウンドが
終了した事をしみじみと感じさせます。

8,000kmを超えた辺りから、「ゴーゴー」音と振動が車内に入るようになり、
DSG交換直後の試乗に出たサービスマネージャー氏から
「そろそろ（交換）ですかね？」
との感想も。
昔から僕にとってタイアは、保険であり、消耗品だと思っていますので、
結構頻繁に交換します。その昔、アメリカで痛い思いを何度もしたからかも
知れません。
以上の理由で、フロントタイア交換を決意しました。
（リアタイアはまだ十分使えます）

【銘柄はもちろんピレリ】
シートの柄にピレリP-ZEROのタイアパターンがデザインされているのが特徴の
「GTI Pirelli」ですから、必然的に「ピレリ」になりました。
もちろん同じ型式の「P-ZERO」を選択。
ネットなどで価格を調べて、複数の業者さんに連絡をいれるものの

業者：「えっ、P-ZEROロッソですか？それともP-ZEROネロですか？」
僕　：「いえ、単なるP-ZEROなんですが・・・。」
業者：「あー、高い奴ですよねぇ。それは・・・無いですねぇ～」
僕　：「そうですかぁすみません。」

広告しているのに、何故無いのかは不明だけど、購入者が極端に少ないタイア
らしい。
上記の会話が数件続いた後、フッと思い出し、昔お世話になっていた
「Fujiコーポレーション」に連絡を入れてみると・・・

担当：「サイドにMOという表示はありますか？でしたら在庫があります」
僕　：「確認してみます」

うーん、何処を見てもMOという表示が見あたらない。
ちなみにMOは「メルセデスベンツ専用タイア」の意味です。
結局、「PIRELLI」と表示してある目立つ場所の横に、さり気なくMOの表示が。

ちなみに、ピレリタイアの扱いに慣れていない業者は、
「MO＝メルセデス専用なのでＶＷには使えない」
と本気で思っている国産タイア専門店も結構いるようなので、購入の際は
私たちオーナー自ら先導してあげると良いかもしれません。
まっ、そうゆうお店でタイアを買う気にはなれませんけどね。

【交換完了】
Fujiコーポレーションの対応は早く、約17時間で商品は近所の店舗に到着。
交換作業だけでなく、今回は窒素ガスも入れてもらいました（有料）。

まだ慣らし運転中ですが、「ゴゥゴゥ」と煩いこのタイア最大の特徴でもある
タイアノイズは残っているものの、コンパウンドが無くなった時のような異常な
振動は一切ありません。ホンネを書けば、多少新車装着より柔らかい印象があります。
この記事を書いている今は、日本列島に向かっている台風の雨が降っていますので、
丁度良い時期に交換したなぁ～なんて思っております。


画像左は今回購入した新品。
右はそろそろスリップサインが出ている新車装着物。