ミライスピーカーを使い始めて

母が見ているテレビが爆音で、
頭が痛くなるほどでした。
音楽を聴くときは、静かですが、
テレビ番組・・・特に情報番組やお笑い系、
CMの時になると、

”僕がテレビの中に住んでいるのではないか”

と錯覚するほどの大音響。
しかし、高齢になるということは、
こうゆう事なんだと納得します。

納得はしても、ウルサイ物は煩い！
しかし本人たちは聞こえていないので、
更に音量を上げる。

それを解消すべく、僕はネットで調べて、
2018年9月上旬に、比較的小型で性能の良い
パナソニック ポータブルワイヤレススピーカーシステム
SC-MC20-R（レッド色）を購入。



お茶碗程のサイズで、これを本人の前に持ってくれば
爆音にならずとも楽しむことが出来ますが、
相変わらず、情報番組の笑い声やCMのあとは
騒がしい。
母曰く、「段々、聴きずらくなった」
とのこと。
2014年 2月製造開始なので、そろそろ他社に買換えかと思った矢先、
2019年 3月パナソニックが後継モデルSC-MC30を発表。
こちらに買い換えてみた。（当時は17,000円弱で購入）



しかし、全然、全く、納得が行かない。
耳がまだ悪くない僕が思うんだから
かなり使えない商品なんだろう。
形状的に、外にぶん投げるには大変良いサイズですが、
物に罪はありません。
こんなものを堂々と商品化する会社がどうかしてるのです。
市場調査しないでテストした駄作だと思います。
（パナソニックの開発の方、本音を書いてごめんなさいね）

我慢すること２年・・・2021年初夏、
ネットや新聞記事で見かけた「ミライスピーカー」を
騙されたと思って買ってみました。
パナソニックの2倍の値段がするんですから、
もう投げれません。



結果、これがかなりの高評価。
詳しくはこの会社のHPを見て貰うとして
パナソニックではモアモア聞こえていた音も
「ミライスピーカー」ではハッキリと聞こえます。



ボディー上部に音量つまみがありますが、
これはいつも最大で使っています。
「JR系の駅でも使われています」
と報道されていましたが、実際に僕も新幹線の駅で
これを試験的に使っているのを見て、聴いて、納得。



ヘタな物を安くなうなら、
ちょっと奮発して、ミライスピーカーを
買うのも手かもしれません。

今は、「年老いた親の為」
なんて思いますけど、
あと20年で僕もそんな齢になるので、
こうゆうガジェットは、いまから内容を調べても
無駄では無いでしょう。

話しはそれますが、居間にあるテレビの下に置いてある
BOSEサウンドバー。
かなり長い間使っていますが、
これは耳を騙してくれて納得の逸品です。
耳の悪くなった母が、「煩いぐらい聞こえるわ」
と言うぐらいですから。

＜素人製品評価＞
パナソニック
SC-MC20　　★★★☆☆（星3つ）
コンセプトから考え方、サイズまで良好だが
本体からの音量が小さすぎる。
ブルートゥースなので音遅れがある。
近くで電子レンジを使うと音が途切れる。
バッテリーの持ちが悪い。
2014年2月販売開始（製造中止品）

パナソニック
SC-MC30　　★★★☆☆（星3つ）
MC20より少し性能向上。
スピーカーを上部に持って来たのに
聞こえが悪くなったのは酷すぎる。
テレビの音量は３分の２程度になるかならないか。
安物ではないけど銭失いな商品。
配線の問題でブルートゥースを使う方には良いのかも。
2019年3月販売開始

株式会社サウンドファン
ミライスピーカー　★★★★★（星５つ）
図体は大きい物の、テレビの横に置いて、
普通に聞こえるから素晴らしい。
その為、ブルートゥースの必要が無くなった。
テレビの音量も半分、時には半分以下になった。
但し、テレビの端の方に座っていると
少し聞き取りにくいことがある。
もう少し小型で、価格が少し下がれば
嬉しいが、会社の規模からして難しいのかもしれない。
2020年5月販売開始