懐かしいUS話

アメリカでジェッタⅣ 1.8T乗りのユータルさんがウチにホームステイしています。
昨日は、彼の学生時代のお友達との飲み会に参加させていただきました。
待ち合わせの赤坂に続く細い道を、昨日より数日間相棒になっている
トゥアレグで突入。
やっぱり横浜人にとって東京は都会であります！はい。

今や第一線でキャリアウーマンをされている素敵な美女達の前で緊張気味でしたが、
そんな事より、彼らがほんの数年前に（ユータルさんはこの町に定住中）
生活していたオクラホマ州タルサ市の話を聞いていたら、
段々懐かしい気持ちに・・・。

美女達がまだ小学生の頃、僕が留学していたカンザス州東南から、
タルサ市までは車で約2時間弱。クルーズコントロールとレーダーディテクター
（レーダー探知機）を上手く使えば、1時間10分で到着出来ました。
この街に行けば、日本のお米(CA米)も手に入りますし、多くが賞味期限切れだった
の日本食もこの町で手に入りました。賞味期限が切れていたって高級品なのです。
実際高額でしたけど・・・。
それに時にはお腹に来ますがぁ（要するに食あたり）。
オイルシティーですから、珍しい車や高級車も結構見られます。

飲み会での皆さんは、タルサの事を何度も
「本当に田舎街だけど良かったよねぇ～。」
なーんて言ってましたけど、僕が入学した当時は日本人が3人しか居なかった
カンザス州の人口たった1万人の某市からすれば、超大都会であります！

だから僕は週に数回はタルサの町を訪れ、走り回り、
VW/Audiディーラーでのバイトを経験して、
自動車クラブの設立と運営をお手伝いし、
スターバックスの味を覚え（当時は珍しいコーヒーショップだったのよ）
劇的な独フォルクスワーゲン関係者との出会いがあり（71stのFujiレストランにて）
帰国前にカリフォルニアまで走ったレンタカーのトーラスを借りたのもタルサでした。
僕にとってカンザス州は生まれ故郷ですが、タルサはある意味憧れ育った街の
ようです。

そんな彼等の話を聞いていると、憧れと懐かしさでホームシックな気持ちに。

帰宅して久々にカムクオーター（８㎜ビデオ）のテープを取り出し、
深夜に見ていました。
まだ20代前半の僕は若くて、痩せていて、アクティブ・・・いや、落ち着きが無い
のは今も同じかな(笑）

タルサへ行く道で撮影した動画を見ていたユータルさんが（画像参照）
「中澤さん。ここの”タコベル”はまだありますよ」
と教えてくれて、またまた話が弾むのでした。

面白い事に、甘酸っぱい思い出は出て来ますが、
苦い思い出は、意外と綺麗に消えてしまいました。

あの頃、床が腐って抜け落ちた空冷の白いボロビートルなんかに乗っていた僕が、
今や、借り物とはいえ最新のトゥアレグで六本木を駆け抜けるなんて妙ですね。

さぁ、明日から頑張るぞぉ～。

ああっ、まだ午後4時かっ（爆）