アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

道元の身心脱落解説

2007-09-29 07:02:33 | 只管打坐
◎秘密をカミングアウト

宇治の興聖禅寺で弟子たちに道元が言った。
身心脱落とは、感覚も精神の働きもないことである(声色倶に非なり)。こうなってしまうと悟りもない状態である。またそれは迷いもない状態である。

(江南の人が鷓鴣(しゃこ)の声を聞くと故郷江南のことを思い出すように)、この中に身心脱落を知っている者がいるか。いるのなら、その人は、俺が身心脱落から来た言葉を語っていると聴くだろう。」

感覚も精神の働きもない状態とは、通常の精神状態にはないことは明らかである。只管打坐すると、だれでも通常でない精神状態になるわけでもない。

もうひとつ、興聖禅寺で道元が言った、
「それが本物の一句の言葉であれば、それだけで、あらゆるマーヤ(無明)は消え去って、砕け散る。そして、その言葉は、谷をふさぎ、溝を埋めるほど広大なものとなる。

それでは、過去現在未来の諸仏や達磨以来の禅の祖師は、修行者のためにどんな言葉を修行者のために出したのか?

ここに諸仏も禅マスター達も、一度もカミングアウトしたことのないとっておきの言葉を私は持っている。それをあなた方だけに教えて上げよう。

しーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しーん

もうカミングアウトしてしまったぞ。」

道元の教えは言葉では伝えられなかったのですね。翻って、言葉で説明しているのは嘘・偽物ということですね。しーん。


    1日1善。1日1クリ。



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