アヴァンギャルド精神世界

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加工食品には秘密がある

2016-09-28 04:52:42 | 時代のおわり
◎食品でないものから抽出されたものを食べる

先日、ヨーカドーで、いか焼パックを買ったら、それ以前賞味期限2日だったのが、賞味期限一週間になっていて、ついにいか焼まで防腐剤をたっぷり浴びることになったのかと愕然とした。

コンビニ弁当のご飯に防腐剤がかかっているのは知られているし、固くならないパンや茶色くならないリンゴなど、固くなったパンや茶色くなったリンゴを食べていた身には不思議な食品が多い時代になった。

同じ野菜なのに中国野菜(加工食品・冷凍食品と外食産業で特に多く使用されているとされる)はどこでも国産に比し激安なので、中国農業本は何冊か読んでみたが、水も土も悪い中国農業のことが書いてあった。

“加工食品には秘密がある/メラニー・ウォーナー/草思社”は、中国の食品業界のことではなく、先進国アメリカの加工食品事情のことを書いた本。

食品添加物、残留農薬、遺伝子組み換え農作物、米のカドミウム、マグロのメチル水銀など気にすべきものはあまりにも多い。特に食品添加物の原材料は、コストの関係からもともと食品でないものから抽出されたものがほとんどであるというのはショッキングだった。

なんでもビタミンとミネラルは多くの食品に添加されているのだが、オーガニック製品にも含まれており、遺伝子組み換え細菌から製造されたり石油製品から合成されたりしていることがあるらしい。おまけにビタミン製品の半分は中国製だという。マルチビタミン・サプリメントというのは、スーパーでもコンビニでも売っているが、著者によれば、“魔物が閉じ込められた瓶”だそうだ。

こうして日本では、食品については福島由来の残留放射能のことばかりネットの世界ではかまびすしいが、食品添加物の世界、加工食品(サプリメントを加工食品と考える人は少ないだろうが)こそ百鬼夜行の伏魔殿であったことを知った。

日本の食品添加物は戦後から始まり、初期の食品添加物は発がん性物質が多かったが時代と共に徐々に改善されてきたものの、それでも上述のような惨状である。

80代以上の人が、ややもすると70代60代の人よりも元気だという話を耳にすることがあるが、青年期まで食品添加物のない世界で育ったのがまさに80代。

食の便利さと引き換えに戦後日本人は多病をしょいこんだことになる。
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