アヴァンギャルド精神世界

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誰にでも起きる天地創造と終末SEKAI NO OWARI

2019-12-10 04:42:09 | 密教
◎チベット死者の書と世界の運命

10代、20代でチベット死者の書を買う人は多くとも、ちゃんと読み進める人は意外に多くないのではないだろうか。

多くの若者にとって死は暗いし、わけわからないし、楽しいことの方がいいし、ゲテモノ好きしか読まないのが、チベット死者の書だろう。かつての自分もそうだった。

チベット死者の書では、肉体にまつわる四大(地水火風)の各元素が滅び切る8ステップを過ぎると、天地創造である『光明=原初の光、一切空』が起こる。

屁理屈かもしれないが、この原初の光を起点に死の8ステップを逆順にたどれば、肉体が創造されるのだろうという説も成り立つ。

世界全体の成立プロセスを語る時に個人間から窮極のモクシャに至るルートがあって、それと逆にモクシャ(ニルヴァーナ)から個人間が発出されるプロセスがあるというのは、定説というべきものだから、このような推論はいわば基本である。

※死の8ステップ
(陽炎)
(煙)
(蛍)
(燈明の炎)
(顕明)
(増輝)
(近得)
(一切空)

 チベット死者の書での死-1
 チベット死者の書での死-2

時間の成り立ちを考えると天地創造に対するものは、ノアの洪水の如き世界の終末。

ノアの洪水は、あらゆるものを水要素に還元し、文明を破壊せしめる。文明を破壊するパワーも四大のうち三(風水火)が知られている。

地大の破壊が想定されていないのは、人間は、生存する惑星を変えて転生するので、それを指してと言う。それがあるので、「地災」については、仏教でも出口王仁三郎でも言及しないのかも知れない。

死の8ステップにおける『ノアの大洪水』は、第一ステップである“(1)地の元素が衰え、水に溶け込む。(陽炎)”なのだろうと思う。

ノアは、死ぬことなく生き延びたが、ほとんどのまともな聖典は、一旦は死にそれからの復活が真の生であることを示している。そこは結構なトラップではある。

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