アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

明恵の一日千回マントラ

2019-05-05 06:02:44 | マントラ禅(冥想法7)
◎文殊菩薩の五字真言

明恵は、13歳から19歳の7年間高尾の山を下りずに修行した。13歳の頃、これだけ昼夜不退で一生懸命修行しているのだが、もう13歳で年をとったが、大悟もできないので、死んだ方がましだと考えて、三昧原というところに行って横になっていた。
すると狼が大勢やってきてそばにあった死人などをがつがつと食う音がするのだが、明恵を避けて食いもせず狼たちは帰っていった。
これにより、明恵は定まった寿命でなければ死ぬことはないと知って、以後はそのようなことをすることはなかった。

この7年間高尾の神護寺の金堂に毎日3度入ったのだが、そのさい文殊菩薩の五字真言「おんあらはしゃのう」を一日に千回唱えたという(千日で百万遍)。明恵のマントラは、連続念唱でなく、仏道成就祈願のためらしいが、そういう時期はあるものだと思う。

14歳の時、神護寺の再興者文覚が病に伏し、ひそかに明恵を召して、病気平癒を祈請せよと命じた。明恵の幼名は薬師丸だが、果たして、明恵が祈願すると病気は平癒したという。

明恵は後のゴッホみたいに耳切り落としとか、真っ直ぐな事績が多い。神護寺は、創建から三百年。荒れ果てていたのを文覚が再興。その勢いを受けて最も成功したのが明恵なのだろうが、文覚の地ならしも忘れることはできない。
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