アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

公職全般でのドーピング検査の勧め

2009-08-12 06:10:20 | 時代のおわり
◎ドラッグのアメリカ

アメリカは面白い国であって、さまざまな向精神性薬物を禁止する法律を制定しながら、その取り締まりが実効を上げないような体制にしており、結果としてドラッグ濫用大国となっている国である。

かつて禁酒法まで制定したが、ギャングの資金源になっただけで、国民は全く禁酒できなかったことは象徴的である。

マリファナに至っては、1920年代にルイジアナに入って来た当初から禁止が議論されていた。1980年代のレーガン政権になって連邦法ベースでは、マリファナは極刑とされているが、州法ベースでは対応がまちまちで、カリフォルニアでは、医療目的でのマリファナ喫煙が認められ、診断書があればマリファナ喫煙ができるカフェまであって、実態として野放しになっている。(参考:麻薬とは何か/新潮社)

この結果、クリントン元大統領もオバマ大統領もマリファナくらいは吸ったことがあると語るほどのさばけた国なのである。

アメリカでは、1920年代まではモルヒネが流行し、それ以後は価格の点からヘロインが流行。またコカインも早くから入っていたが、1980年にはコカインの大流行を見たりと、アメリカでは、ドラッグはその流行シーンの中には必ず顔を出す、時代の風物誌みたいなものである。

こうしたドラッグにゆるいアメリカの影響や圧力を強く受けてきたのが戦後の日本。

本当に真剣にドラッグを禁止しようと政府が考えるのであれば、飲酒運転取り締まり並の体制を整えるべきである。つまりアルコール検出ユニットみたいな簡易ドーピング検査機器を広く流通させると同時に、その機器によるチェックを毎日行わせる。

具体的には、政治家、役人、芸能人、スポーツ選手、アナウンサーなどおよそ公職に就こうとするものは、定期的なドーピング検査を必ず義務づけるべきだろう。そういった体制をとる気配もないということは、表面的な取締姿勢とは裏腹に、政権のどこかにドラッグ利権を擁護していこうとする勢力が厳然としてあると勘ぐられてもしかたないと思う。

法で禁止することで、価格を上げる効果を生み、非合法なものを地下で流通させることで、闇の利権を生むというのは、歴史的に塩鉄専売のように古来からいくらでも事例のある古典的手法なのである。




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2 コメント

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ドーピングは (elijah_light)
2009-08-12 18:41:46
湖南さま
いつも読ませていただいております。
薬物が身近な問題になってきましたね。

このタイトルの「ドーピング」とは「ドーピング検査」のことだと思うのですが、いかがでしょうか
「検査」があるないでは意味が反対になってしまいます。
(意図的でしたらすみません)
elijah_light (湖南)
2009-08-13 04:44:23
ご指摘のとおり、ドーピングの原義は薬物摂取のことなので、ドーピング検査という言葉に直しました。
ご指摘ありがとうございました。

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