アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

アヤワスカ-2

2006-01-03 04:49:30 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)
◎すべての人を許す愛
藤本みどりさんのアヤワスカ体験の続きです。
『次の日から、私は毎朝ボビンサナ(薬草の一種)を摂取しはじめた。額や頭頂に圧迫感を感じる。虫が体のどこからか上がってくる感じに襲われた。

5日目には、愛を全身で感じた。自分のどこにこんな深い愛があったのだろうかと思うくらいの愛だ。すべての人を許す愛がだれにでもあるということが理解できる。光が踊り、母なるアヤワスカにしっかり抱かれているのがわかった。

6日目は、ボビンサナを飲んだとたんに立っていられなくなった。光の渦が見えて体の震動が始まったのだ。そのあと巨大な緑色の蛇がズルズルと動いてこちらに向かってきた。ときどき舌を出すそのヴィジョンが鮮明に続く。酔いが強い。後頭部や背骨の辺りが、エネルギーを発生して熱い。

激しいエクスタシーが襲ってきた。宇宙と一体になり、自然と一つになって愛を感じる。恍惚感と言うと、普通男女が性的行為によって得られるものと限定しがちだが、実は分裂していたものが統合されることによっても得ることができる。こんな経験は初めてだった。

人間がなぜアルコールや幻覚剤を飲みたがるのかわかるような気がした。わたしたちは、元来震動であり、エネルギーの流れなのだ。その震動や回転を思い出すために、無意識のうちに「酔う」という行為を選んでいるのだろう。

宇宙ロケットは燃料タンクを切り離してスピードを上げる。同じようにわたしたちも波動を上げるためには、いらないものを捨てる必要がある。しがみついていた手を放さなければならない。そうすれば、あらゆるものからほどかれ、身軽になって旅立てるのだ。

意気揚々とセンターにもどり、私はアヤワスカに心から感謝した。』
(アヤワスカ/藤本みどり/成星出版から引用)

5日目の『すべての人を許す愛』というのが、大慈悲の体験であり、メンタル体のアナハタチャクラが開顕するという体験なのだと思われる。オカルティストやニュー・エイジャーが言うところの『愛』とは、このレベルの愛であって、他のものではない。いつか憎悪に変わる愛ではなく、このような絶対的な愛だけが本当の愛なのだ。そして本当の愛は、こうした精神の絶対的な極限状況を通過していかないと出会えるものではないと思う。
このレベルは、本当の窮極ではなく一つの中間点だが、これこそが現代人の目標とすべきレベルである。

6日目の『宇宙と一体になり、自然と一つになってを感じる。・・・・実は分裂していたものが統合されることによっても得ることができる。』の分裂していたものとは、神と人間個人であり、男と女というあらゆる分裂のこと。ここで著者は、「実在、智慧、歓喜」に出会った感動を表明している。神、宇宙意識に出会ったのだ。

藤本みどりさんは、ソーマ・ヨーガという冥想を選んだが、その人にはその人にふさわしい冥想がある。
ソーマ・ヨーガでもそこまで充分に行けるものであるということを、わかりやすく示してくれた著者に感謝したい。

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