アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

古事記の啐啄同機

2016-01-28 06:55:06 | 古神道の手振り
◎天の岩戸

人が悟りを開く時には、啐啄同機が語られる。古神道の古事記にも啐啄同機がある。

さて天照大神が、天の岩戸にお隠れになり、八百万の神々がなんとかして天照大神を岩戸の外に引き出そうとして知恵をめぐらせた。

まずは、多数の神々を集めて、岩屋の前でエロティック・パーティを開催し、歌やダンスなどで盛り上がった。その歓声を聞きつけて、天照大神が自ら岩戸を少々開けた。これが啐啄の内側から開く方。ところが本来ニルヴァーナには居所に規制はないはずだが、ニルヴァーナのシンボルたる天照大神を岩屋に押し込めて世間知との逆転をイメージさせる。

さて少々自ら岩戸を開けたところで、天児屋命、太玉命が真榊の枝に取り付けていた鏡を差し出し、天照大神の姿を自分で見せる。これは、有の側、本来の自己、アートマンの確認シーン。鏡を差し出すなんぞ子供だましに見えて、十牛図でいえば見牛と重要な段階である。

こうして手順を踏んでいるうちに、天の岩戸を天手力男神が、天照大神の手を握って外へ引き出す。これが啐啄の外側から開く方。

古事記編纂者は、こういった説話やおとぎ話の形式で、誰の目にも触れるようにしていれば、いつかそれと気づく人も出てくるだろうと思ったのだろうか。

天の岩戸は何地方の岩山にあるとか、当時鏡の技術があったとかないとかは、目くらまし。

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