アヴァンギャルド精神世界

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浦上切支丹の天川への強制移住

2012-09-12 06:13:06 | キリスト者の秘蹟
◎最後の改宗強要策

明治政府が、キリスト教の禁教令を解かなかった頃のこと。
慶応4年4月、長崎県浦上のキリシタン戸主180名が長崎裁判所に召喚されて棄教を迫られたが、誰も改宗しなかったために、見せしめに13人を処刑して、西坂にその首を晒した。

明治政府は更に改宗を進めるために、明治2年頃、この地区のキリシタンに対して数年間の強制移住を強行した。合計4千1百人が、紀伊藩など19藩21か国に分散移住させられた。

このうち大和郡山藩に送られたのは、戸主10人婦女子76人の計86人であったが、行く先は、最初は大和郡山に住んでいたが、やがて子供たち以外の人は、そこから18里も山奥に入った天川銅山に送られた。

幸いにして、この厳しい鉱山労働は、明治6年3月のキリスト教禁教令の廃止によって、3か月程度で終わり、長崎への帰郷を全員が認められたという。
(出典:大峯今昔/銭谷武平/東方出版)

今、天川弁財天は、人気のパワー・スポットで、スピリチュアル・ブログではしばしばその訪問記を見ることがある。しかし、天川が、その信仰ゆえに強制移住させられた舞台となったことについては、日本も旧ソ連並みであったことにも思いを致したいものだ。

同じ改宗策で、廃仏毀釈、戦後の脱国家神道無神論化と比べて、手法はハードだがやっていることの本質は似たようなものではある。


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