アヴァンギャルド精神世界

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朝鮮属国史

2019-07-24 05:31:58 | 時代のおわり
◎中国が支配した2000年

中国語の文では、植民地根性という言葉が出て来て、おやっと思うことがあるのだが、「朝鮮属国史 中国が支配した2000年/ 宇山卓栄/扶桑社新書」では、朝鮮が過去2000年属国根性から脱し切れなかったことを痛感させられた。

朝鮮史では、いわゆる朝鮮独立派が力を持っている時期はほとんどなく、大半の時間が中国の属国派が主流として力を持っていた。

そして特徴的なのは、身分の差別制度がきついこと。百済滅亡後に百済遺民が差別されたことに始まり、15世紀の李氏朝鮮下で、支配者たる両班と被支配者たる奴婢、白丁が戸籍で身分として固定されたこと。

日本でも士農工商あったが、どこが違うかと言えば、侍とりわけトップは、一人だけ逃げおおせるようなことはせず、敗戦時には腹を召す潔さにて、侍全体の尊厳を保っていたこと。
この本では、敗軍の朝鮮トップが自分だけ敵前逃亡する例として豊臣秀吉の朝鮮遠征時の朝鮮王宣祖が、まともに戦おうとせず民衆を置きざりにして北部の義州まで逃亡したことと、
朝鮮戦争時の李承晩大統領が、北朝鮮軍がソウル侵攻直前にソウル南にかかる漢江大橋を自ら爆破し、ソウル市民が退路を断たれたが、自分は釜山まで逃げおおせたことを例として挙げている。(爆破で曲がった漢江大橋にとりつく無数の人々の写真は、ピュリッツァー賞を受賞したので有名)

ことほど左様にお上への信頼がないと、こまで国情が異なるものかと驚かされる。

2019年7月23日、竹島付近で中国軍機2機とロシア軍機2機が共同訓練していたようだが、うちロシア軍機一機が、竹島を領空侵犯し、これに韓国軍機が警告射撃を行った。韓国が竹島を実効支配した始めは、李承晩の時である。
今後の紛争の展開がこの事件にシンボライズされているようにも感じられる事件である。
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