アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

古の真人は天を以って之を待つ

2019-06-21 05:11:11 | 道教
◎荘子雑篇徐無鬼篇から

荘子雑篇徐無鬼篇から。
古の真人は天を以って之を待ち
人を以って天に入らず
古の真人は之を得るや生じ、之を失うや死す
之を得るや死すれば、之を失うや生ず』

大意:古の真人は、天なるアートマン(一つながりのもの)に入ることで覚醒に入るが、人という個性を残したままでは覚醒しない。
古の真人は悟りを得ることで真に生き、悟りを失って迷うことは生きながら死んでいるようなものである。
悟りを得るには大死一番を経過しなければならいが、いつしか悟りなどというものを忘れ去った時でも生きている。


この段の後半は、全く逆のことを並べて、その意味を考えさせるようにできている。ある特定の立場にいないと正解がわからないが、その特定の立場は、およそ世俗のものさしではわからないが、坐忘とか冥想と関係ない人でも生きたり死んだりすることも包含して述べねばならない。ところが、そのような人をも俯瞰する体験がなければ納得はできないのだろう。
その体験は死の先にあるという自爆な論理。

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