アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

クンダリーニとウパニシャッド-10

2006-06-28 04:37:12 | クンダリーニ・ヨーガ
◎坐法と調息-1

ここでは、印とプラーナ(体風)の上下が問題となる。食事の節制と坐法の工夫が基本であるが、イダーとピンガラーの区別をつけてプラーナを流すので、既に脈管の区別がつく程度の感受性は開発されていることが条件となる。

従ってこれより先は修行のプロ用のテキストということになる。

シャーンディルヤ・ウパニシャッド(ウパニシャット全書)から以下引用。

『さてヨーギは煩悩を征服し、食事を節制し、坐法を工夫して、しみじみと坐ること。ヨーギはスシュムナー脈管に停滞している。濾滓物を払拭するために、未敷蓮華坐(蕾の蓮華坐?)で坐し、月(イダーか?)によって体風を吸満し、できる限り止息し、太陽(ピンガラーか?)によって呼出せよ。再び、太陽によって吸満し、止息し、月によって呼出せよ。

このように呼吸を交互に持続しなさい。これについて、ここに偈がある。

1.最初にプラーナ(生気)をイダーによって吸入し、更にこれをピンガラーによって呼出せよ。ピンガラーによって体風を吸入し、次いで止息し、イダーによって排棄せよ。
太陽と月の暦において、かの手順に基づき、絶えず修行を凝らせよ。
このように3月を越えれば、この制感者(ヨーギ)に清浄なる脈管の交絡があるだろう。

2.実際に、早朝、日中、薄暮、真夜中に、止息法を行じながら、八十に到るまで静かに、一日に四回実習しなさい

3.最初に身体より発汗するだろう。中間に震えを覚え、最後に気息がまったく止んで、大蓮華坐が現成するだろう。

4.水垢離をとって、身体の苦行、修練をしなさい。
そうすれば行者の身体に軽快な爽快さと力強さ忍耐強さとが生じてくるだろう。

5.常時修練するにさいしては、最初に牛乳やバターの食事が好ましい。
それ故、常時修練がもしストップしてしまえば、その時ニヤマ(勧戒=清浄、知足、苦行、読誦、献身)を成功することはできないだろう。

6.あたかも獅子、象、虎が、徐々に慣らされるように
体風もまたそのよう養成されるべきである。そうでなければ、その効果をそぐことになる。

7.適宜に体風を呼出し、適宜にこれを吸満し、適宜に止息せよ。
このようにしてシッディ(窮極)に到達するだろう。

8.随意の執持(凝念、一点集中)により、消化風に火炎が生じてくるだろう。
脈管が清浄になることにより、病患は癒え、鼻音明晰となるだろう。

9.手順どおり、調息することにより、脈管の循環は清浄になり、
スシュムナーの口を開き導けば、体風は容易に通じるだろう。

10.体風が身体内に縦横に動けば、意識の安定が自ずから生ずるだろう。
意識が安定の状態に至れば、これは無心の状態である。

11.呼満ステージの終りにするべき印相は、持水相印(水をすくうときのような印?)となづけられ、
止息ステージの終り、呼出ステージの初めに行うべきは、
実に飛翔相印(九会曼陀羅の第八印?)である。

12.下方より脈管を緊縮させ、急激に頸を収縮させよ。
内部においてはパシュチターナ(最後の外延)によりて、プラーナ(生気)は、ブラフマナーディ(梵脈管)に通ずる。

13.アパーナ(吸息)を上方に挙げ、呼息を喉より下方に導く。
このようにしてヨーギは、老衰より免れて、青春の十六歳となるだろう。


    1日1善。1日1クリ。


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