アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

内的沈黙

2008-10-22 06:03:36 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)
◎想念停止

想念停止それ自体が何かを産むわけではないが、冥想修行者にとっては重要なキーワードである。

ドン・ファン・マトゥスによれば、内的沈黙とは、思考の永遠の伴侶である内的対話の中断を意味する。その時に深い静謐の状態となる。内的対話が止まるとは想念が停止することである。

そして内的沈黙には、個々人にそれぞれの入り口があり(内的沈黙状態に入るこつを掴むという意味だろう)、そして内的沈黙は次第に蓄積するとする。

内的沈黙のことを世界を止めるとも呼ぶ。この状態を呪術師は完全な自由とも呼び、周囲の物事がそれまでの存在のあり方を止めることでもあるとする。

内的沈黙が始まるには、人生の連続性を破壊する破壊点が必要となる。その破壊点とは、そまれでの人生を完全に捨て去るということであって、家族も財産も社会的地位も友人も恋人もその他人間関係もすべて捨てるということを言っている。
(参考:無限の本質/カルロス・カスタネダ/二見書房)

クンダリーニ・ヨーガの修行を本格的にするためには、こうした既成のものをすべて捨て去る覚悟が要ることを承知してはいたが、それが想念停止を実現する前提、呼び水、必要条件としてあることは知らなかった。

覚者たちが出生の条件をより不条理に陥りやすい逆境を選んで来る理由は、この人生を捨て去るところに追い込まれやすい境遇をわざわざ選ぶことであり、この内的沈黙、想念停止がそれからの冥想修行のターニング・ポイントであることを知悉していたからであるように思う。




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