アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

死のプロセス-4

2005-05-08 05:30:19 | クンダリーニ・ヨーガ
◎本物の死のプロセス-1
 
 まず最初は、五感の感覚がなくなり、呼吸が止まるまでのプロセスです。これは、ゆっくりと死が訪れる場合は、どんな人にも平等に起こる部分です。
ただし意識がはっきりしていること(清明であること)、肉体をメンタル体で離脱することが、この後のプロセスで『原初の光明』(神、仏、窮極)に出会う絶対条件となります。

1.四元素と五感の溶解
本当の死は、クンダリーニ・ヨーガのプロセスで再現不能の部分もあるが(本当に死んで元に戻れない)、参考になる事柄が多い。

⑴地の元素が衰え、水に溶け込む。(陽炎)
身体から力が抜けぐったりする。
視界が暗くなって、ものの輪郭がぼやけ、目を開けることも閉じることもできなくなる。
陽炎のようなものが見える。

⑵水の元素が衰え、火の元素に溶け込む。(煙)
快さも苦しみも感じなくなる。
唾液がでなくなり、口、喉がかわく。
音も聞こえず、耳の奥のかすかな耳鳴りも止まる。
漂う煙が見える。

⑶火の元素が衰え、風の元素に溶け込む。(蛍)
生前善行が優位の人は、下半身が最初に冷たくなる。生前悪行が優位の人は、上半身が最初に冷たくなる。   
匂いを嗅ぐことができなくなる。
呼吸が苦しくなり、吐く息がだんだん長くなり、吸う息がどんどん短くなる。
鍋底で光る火花のようなものが見える。

ソクラテスも下半身が最初に冷たくなった。ソクラテスは、人が何人かいる前で、毒を飲まされて、死のプロセスが進行している最中に、『まだ足に感覚はありますか』などと突撃レポーター並の取材を受けているのだから、お気の毒としか言う他はない。
(プラトン/パイドン)

以上の⑴から⑶までの状態が、大まかには、世間で言う脳死に該当しよう。

⑷風の元素が衰え意識に溶け込む。(燈明の炎)
身体を動かすことも、肉体的な接触も感じられなくなる。
鼻を通る息は、止まります(呼吸の停止)が、エーテル体の息はある。
燈明や松明の炎のようなものが見える。

呼吸が止まれば心停止するので、⑷は、世間で言う死のこと。でも以下の記述を見ると身体反応はできないけれど、意識は残っている。

※『死のプロセス』で参考とした本
『ダライ・ラマ 死と向き合う智慧』地湧社
『三万年の死の教え』中沢新一/角川書店
『チベット死者の書』講談社
『チベット生と死の書』ソギャル・リンポチェ/講談社
『ゲルク派版チベット死者の書』学研M文庫


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