アヴァンギャルド精神世界

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リンゴ、象徴としてのアップル-3

2019-08-16 03:36:09 | 錬金術
◎ケルト、アーサー王伝説、ギリシア神話

リンゴは、キリスト教、ユダヤ教以外でも重要なシンボルであった。

ケルトでは、リンゴは再生、永遠の生、豊穣多産の意味があり、その上黄泉の国でもリンゴは育ち、春に女神オルウェンが死者を復活させるまでの間、死者の食べ物になっていた。

アーサー王伝説では、モルドレッドとの激戦を終えた瀕死のアーサー王は、リンゴの国アヴァロンへ女神たちによって運ばれた。

処女にはユニコーンが付き物だが、ユニコーンの棲家は、リンゴの木の下である。ユニコーンは処女の懐で大人しくなる。

ギリシア神話では、ヒッポメネス(男)は、アタランタ(女)に徒競走で勝つためにウェヌスから黄金のリンゴを貰って勝利することができた。

またヘーラーとゼウスの結婚の際に、ガイアから不死を得られる黄金の林檎の木が贈られた。このヘーラーの果樹園をヘスペリデスが守っていた。この園は、世界の西の果てにあるとされた。ヘーラクレースの十二の功業の11番目は、ヘスペリデスの園からこの黄金の林檎を盗み出すことだった。

神々の林檎は黄金の林檎であり、地母神のシンボル。永遠の命、不老不死は人間のエリアにはなく、神の分野のことだから、それとわかる比喩が使われている。

林檎、時じくの香の木の実(ときじくのかくのこのみ)よ。メリット、デメリットを越えたこの世ならぬ果実よ。

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