アヴァンギャルド精神世界

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石ころの心

2013-09-22 06:35:13 | ザ・ジャンプ・アウト
◎クンダリーニ・ヨーガの全貌-16
◎石ころの心
○人間の側に立っていないこと

クンダリーニ・ヨーガの全貌とは、本来、世界の発生、展開、衰退、滅亡の全容のことであって、世界とはこの人間世界にとどまらず、物質宇宙、エーテル体宇宙、アストラル宇宙などあらゆる宇宙を包含した議論でなければならない。

ところが、この「クンダリーニ・ヨーガの全貌」シリーズでは、人間または人類から見たクンダリーニ・ヨーガの展開ということに留まっている。それは、おそらくクンダリーニ・ヨーガに関心を持つ人が真っ先に訊きたい部分であろうからである。

ダンテス・ダイジの語る過去・現在・未来が一体であり、あらゆるものが一つながりにつながっている、時間空間物質が混然一体となっているもの、その心を彼は石ころの心であると表現した。

『「奥深い心」

すでに人間はいない
あらゆるものを構え
その中でとりとめもない
人間の喜びと人間の悲しみとを持つ
そのものはすでにいない

人間の喜びと悲しみとから生れる
あのしみじみとした心の果てには
すでに人間はいない

人間にとってあるというすべてのものは
ことごとく消え果て
ただその奥深い心だけが
何の束縛もなく現前している

それは人間の心ではない
人間の喜びも悲しみも
その心のどこにもないのだから
人の子の悲惨な死も
甘美な恋慕も
その心には見えない

また その心は
石ころと人間とに区別がつかない
めくらで不人情な心だ

だが その非人間的な心の絶対から人間の喜びと悲しみとを
しみじみと眺めあたたかく包む
何ものかが
限りなくあふれ出す』

(ダンテス・ダイジの詩集『絶対無の戯れ』/森北出版から引用)

そこには既に人間はいないし、ややもすれば人間の側の都合なんか考えてはくれない。

このことをクンダリーニ・ヨーギではないが、老子も言及している。

◎クンダリーニ・ヨーガの全貌-16
◎石ころの心
○人間の側に立っていないこと
【ザ・ジャンプ・アウト 038】


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