アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

ハイパーインフレ誘導

2012-01-19 06:11:27 | 時代のおわり
◎それは本質的な問題ではない

2012年1月18日の日経新聞のコラム大機小機に、増税も歳出削減もしないとなれば、残された道はインフレによる国家債務の実質切捨てという発想が呈示されていた。これは国民窮乏化政策であり、責任ある政治家がとるべき方策ではないとしていた。

ところが、増税は国政選挙に勝つことを考えれば、政治家にとっては自殺行為みたいな政策だからまずできない。また歳出削減の根幹である公務員給与の民間並み引き下げ(ほぼ半減)なんてのは、官僚・公務員の反対でまずできない。

するとインフレによる国家債務の切捨策こそ最も現実味のある政策であると予想される。インフレが起これば、実質大幅増税であり、公務員給与は大幅な削減となる。

野田首相の発言にも市場から日本国債が売り浴びせられ、日本国債の金利が急騰していくシーンを想定している発言まであり(これは消費税増税の必要性の理由の一つ)、インフレというのは、夢物語ではない。

インフレにも年に数パーセントのゆるやかなものから年に100パーセントを超えるハイパーインフレまであるが、財政規律が健全化したといえるほどになるまでのインフレとは、ハイパーインフレしかありえないと思う。プライマリーバランスの均衡を財政規律の健全化と見る場合、という前提だが。

欧州の債務危機の余波で、日本がハイパーインフレになれば、またも日本は自らの手で大規模な改革を為し得ず、外圧でもって大規模な財政改革を為したということになるのではないか。明治維新も敗戦も外圧の結果だった。

太平洋戦争の終戦直後新円切り替えがあって、庶民のため込んだ旧円現金と戦前の国債はほぼ無価値になり、封鎖された預金はインフレと預金引き出し制限により大幅に減価した。

手法のディテールは違うが、ハイパーインフレ収束手法としては、今度も似たような手段が使われるのではないか。

イエスは言う、「明日のことは明日自身が思いわずらう」。禅僧趙州も、しばしば食べるものがないが、絶対の安心に生きている。光明を得た者たちは、自分が餓死しようが、ブランドの服を買えなくなろうが、そんなことは自分の知ったことではないのだ。ハイパーインフレも本質的な問題ではない。




悟りとは何か

コメント (1)   この記事についてブログを書く
« 癒しの本体 | トップ | ユダヤ教エッセネ派の観想-1 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (見境ない)
2012-01-20 11:47:26
「明日のことは明日自身が思いわずらう」
とても素晴しい言葉ですね。
人は今日よりも明日を生きていますが
四葉のクローバーを取るために三つ葉のクローバーを踏みにじる生き方をしていては
聖者のいう今は体現出来ませんね。
ありがとうございました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

時代のおわり」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事