アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

子供を武士に育てる

2019-08-15 07:01:30 | 冥想アヴァンギャルド
◎葉隠

武士道とは死ぬことと見つけたりの葉隠に、武士の子供の育て方が書いてある。おそらくはスパルタ教育だろうと想像するが、実はそれとは全く異なることを言っている。

1.幼い頃から勇気を持たせるようにする。
2.かりそめにも脅したり騙したりすることはいけない。幼少の時から臆病であれば、武士としては一生の傷となる。
3.雷が鳴ると更に怖がらせ、暗がりに行かせまいとして更に怖がらせるようなことを言ったり、泣き止ませようとしてもっと恐いことを言うと、子供が怖気づく。
4.幼少の時に強く叱ると気弱になるので、そうしてはいけない。

要するにのびのび育てないと、幼少に勇気凛々な気質は育たないということ。
だが少年から青年にかけて依然として怖いもの知らずだと、多くはろくでもないことをしがちだが、ここではあくまで幼少期の育て方に限ったアドバイスと見るべきだろう。

武将、武辺の者で大を為すのは細かいことに気を配る慎重居士であって、気合と勢いで突っ込む短慮な者ではないことは、他の戦国ものを読んでいても出てくる。

最近の若者の考え方で気になるのは、すぐ次の手は読むが三手を読む者は少ないということ。要するに簡単にフェイク・ニュースにひっかかりやすいということ。

三手の読みとは、囲碁将棋で言うのだが、昔から囲碁将棋は大人の娯楽の代表格で、大名も庶民も三手先を読む癖を自然に身に着けていたものだ。何でも文字通り受け取るばかりが良いことではないということ。こうした短慮の風潮はゲームの蔓延とスマホの影響が大きいのではないだろうか。

武士は主君がまず第一で、死に狂いが良しとされた。そういうことを人生のテーマとして生まれてきている人は少ないが、幼児を素直に育てるには、親の肯定的(ポジティブ)な育て方と根底に愛が必要である。

葉隠は、世事俗事の教訓がほとんどであり、相手が異なれば全く逆のことを言っているのではないかと思われる話も多い。だから読んだら焼き捨てよなどと言っているのだろう、
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