アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

上杉謙信の死を厭わず

2015-12-18 05:44:44 | 丹田禅(冥想法8)
◎死を必する者は生く

上杉謙信は、禅僧益翁のもとでに打ち込んだ。
謙信は生前に、家臣たちに次のような訓戒を残した。

「生を必する者は死し、死を必する者は生く。
要はただ心志の如何にあり。
よく此の心を得て、守持するところ堅ければ、火に入りて焼けず、水に陥って溺れず、何ぞ生死に関せんや。
予、つねに此の理を明らかにして三昧に入れり。
生を惜しみ死を厭うがごときは、いまだ武士の心胆にあらず」

これは、命の奪い合いを事とする武士達に対して、死を厭っては敵との勝負に負けると言っているわけではない。あるいは、「生きることに固執してはいけない。死を怖がってはいけない」などとひたすら思い込めば良いなどと言っているわけではない。

生死を超えるという、非日常の、体験とは言えない体験を経て初めて「生を必する者は死し、死を必する者は生く」というロジックに生きる。
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