アヴァンギャルド精神世界

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リンゴ、象徴としてのアップル-1

2019-08-13 06:51:28 | 錬金術
◎黄金のリンゴ

象徴としてのアップルと言えば、一時日本のスマホの7割を占めていたアップル。かじられたリンゴのマーク。

アップルとは、何かと言えば、ニューヨークのマンハッタン島だと言い、極東なら香港島だとも言う。

そうではなくて、リンゴが多くのリンゴを生むためにはまず腐敗する。あるものの腐敗は別のものの発生。
その腐敗は、死と再誕のための腐敗であり、次に第一質料(プリママテリア)への回帰し、最後は万物の創造の源への帰還へと進む。

錬金術書太陽の輝き(サロモン・トリスモシン。16世紀)の第七図(出典:ウィキペディアhttps://en.wikipedia.org/wiki/Splendor_Solis)

の本文では、
年老いた王が海で溺れ(右上)、後継者としての息子として再誕する。彼の持つ王笏には、七惑星が正しい順序で並び、三つの豪奢な冠(鉄・銀・金)をかぶり、左手の黄金のリンゴには、父の受肉を表す鳩がいる。リンゴに足をかけ、金の翼の白い鳩が止まっている。

三つの豪奢な冠(鉄・銀・金)は、法身・報身・応身。
鳩は、聖霊たるアートマンと人を繋ぐものであり、ヘルメスでもある。七惑星は七チャクラ。

溺れるのは王であり、賤民が溺れても黄金のリンゴをゲットできない。「王」とは大金持ちや権力者のことではなく、自意識が極大にまで膨張した現代人の寓意である。

リンゴは、このように黄金のリンゴとして現れてしまえば、何も問題のない、「平常心是れ道」のシンボルである。
だが、リンゴには別の相がある。

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