アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

ヨグマタのサマディ

2006-11-07 04:51:38 | 冥想アヴァンギャルド
◎土窟で冥想

ヨグマタ・相川圭子の「悟りへの道」(たま出版)を買ってきた。よそのブログで、よくサマディと書いてあるので何のことを言っているのか、気になっていたからだ。

ヨグマタさんの言うサマディーとは、4日間の間真っ暗な土窟で冥想を続けることで、その中で梵我一如の体験が起こることだそうだ。ただし土窟の中の冥想で何が起きたかは、順繰りに詳述している訳ではないので、よく分からないという印象をもった。もっとも私はアートマンになった、ブラフマンになったとは書いてはある。

その体験の中身はわからないが、ヨグマタさんは、サマディの中にはすべてあると言っており、また別のところでアートマンとの合一とも言っているので、ヨーガ・スートラで言う有想三昧の方を目標にしているように思う。何もかもなしの涅槃・窮極の方はあまり問題にしていない考え方をしているように感じた。もっともアートマンに先に合一し、次にブラフマンのことを言うのはウパニシャッドの伝統的な語り口ではある。

さて4日間の土窟暮らしでは、食事や水も採ることもままならないだろうから、厳しい状態だと思う。そして自らの死も賭して勝負に出ている。その覚悟はもの凄いことだと思う。

そしてヨグマタさんが17回もこのような公開サマディをやってみせていたのには驚いた。よほどの無私、自己犠牲を厭わぬ慈悲がないとできるものではない。それを天命としているのか。

一方修験の十万枚大護摩供だと、まる七日七夜の断食、断水、不眠なので、長さでは修験の方が上。十万枚大護摩供も失敗すると死んでしまうのは同じ。

インドと日本でどうして同じようなことを考えるんだろう。冥想がこうした死を賭した行為をきっかけに深まることはあると思うけれど、精神の成熟度は一朝一夕では変わるまいから、どうしてこういうイベントを人前で挙行しなければならないのかよくわからないところがある。

このブログでは、サマディとは、三昧のことで、三昧は自(みずか)らする冥想ではなく、自(おの)ずから起こる冥想である。また三昧とは、冥想の深みのレベルのことであり、ヨーガスートラでいう有想三昧か無想三昧どちらかのこと。無想三昧は涅槃のこと。有想三昧とは、あらゆる現象が戯れていることか。


    1日1善。1日1クリ。

ハートに見える?


コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 役行者が伊豆大島へ島流し | トップ | 修験道フリー・ウェイ-10 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆみ)
2006-11-08 13:48:12
鮮やかなトンボですね!
そういえば、恋人同士は寄り添うとオーラの形がハートマークになるんですよね♪

と文に全く関係のないコメントでした。
失礼しました。
ゆみ殿へ (湖南)
2006-11-08 20:05:34
されば、親子同志が寄り添えば、8の字になったりして。
ヨグマタとお会いしたことがあります (あまりん)
2006-11-09 01:44:54
以前、「注目すべきブロガー」で載せて頂き、どうもありがとうございました。

サマディーとか悟りにもいろいろ種類や状態があるのでしょうか?サマディー(三昧)のいろいろの記事11/4を読んだ時に思ったのですが、コメントしませんでした。

今の私には、まだ未知の分野ですね。
サマディーの状態についてはよくわかりませんけど、ヨグマタと何回かお会いしたことがあり、この人は本物だと思いました。お会いするだけで、自分の状態がクリアーになり、透き通るように明晰になって、癒されるのがわかりました。ヒーリング力もものすごいです。1度精神病の妹がヨグマタのセッションを受けたことがあります。一番ひどい状態の時期だったのですけど、セッション後には妹の普段の狂気が消え、普通の人の状態のような目になっていたと母が言っていました。(妹のあのひどい状態からすれば、奇跡に近いことでした。)

サマディーがどういう状態なのかは知りませんけど、この人は悟っているに違いないと思いました。でもヨグマタ自身が命をかけて求め、たどり着いた人なので、悟りに対しての熱意や意気込みは半端ではなく、万人受けはしないかもしれません。自分の楽しみや喜びをも後に残し、悟りを求める覚悟がないと、なかなかこの人についてやっていくのは難しいと思いました。

インド政府公認のサマディマスター(世界で2名のみ)です。ヨグマタは東京にお住まいなので、興味がある人は会いにいってみてはどうでしょうか?
あまりん殿へ (湖南)
2006-11-09 05:50:35
サマディーとか悟りにもいろいろ種類や状態があることを、このブログではいろいろ書いています。だからサマディと平板に語っている人を見ると、どういう意味なのか知りたくなります。

スピリチュアル系の話で、○○政府公認であるものに本物は少ないことはあまりんさんもよくご承知でしょう。日本政府公認の宗教団体が全部が全部まともなものとはいえないように。

だからヨグマタさんの真価は、政府公認にあるのではなく、サマディのレベルにあると考えています。

機会があれば、ヨグマタさんの体験をもっと掘り下げて聞いてみたいと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

冥想アヴァンギャルド」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事