アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

国民としての健全な精神

2007-07-06 05:52:58 | 時代のおわり
◎精神世界史上の奇跡

小学生の頃に日出ずるところの天子が日沈むところの天子にお手紙をつかわすなどと書いて大国中国の天子を驚かせたという逸話を聞いて、小学生としては、さすがは日本は昔から誇り高い国だったと胸踊らせたものだった。

こうした国民として誇りを持たせる教育というのは、国民の健全な精神を育成するのに重要な役割を負っているものだ。こうした健全な精神の人々が津々浦々にいることが、ひいては大国としての雰囲気を醸成しているものであると思う。

パラグアイとか、台湾とか小さな国に降り立つとまずそういう小国のたよりなさみたいな感じがあるものだ。日本のそれはむしろ大国のそれであることは間違いない。

中国は大国であるが、プロレタリアート(中国ではほとんど農民が該当)の奴隷根性、植民地根性からの脱却が国民の精神教育の重要なところとなっているので、勢い一度は国土を蹂躙した国である日本への反日教育は教育の重要な柱になってしまうのは止むを得ないところがあるのだろう。教育としては小国的な国民意識からの脱却がひとつのテーマであるように思った。

ブラジルでは、教科書に、人はどんなにがんばっても、途中で邪魔が入ってうまくいかないものだというようなエピソードを散りばめられ、どう見ても国民の誇りを失わせようとする勢力が教育やマスコミを牛耳っているとしか思えない国もあった。

ことほど左様に国民精神の健全な育成というものは、ストレートに国力増進には結びつかないように見えるが、文化文明の土台となるものであるが故に重要である。このため、日本の為政者は、国民のやる気をそぐような外交上の出来事についての公表の仕方には配慮があったものだと思う。

たとえば『例の足利氏というのは、中国に対して「臣源道義(しんみなもとのどうぎ)」などと自著して臣従してますから(後略)』(日本古代史/八切止夫/作品社から引用)と室町時代は、実は中国の属国であったことなどは、外聞が悪いことだからひた隠しにされているようだ。

また白村江の戦い以降は唐の属国だったみたいだし。また現在はアメリカの同盟国という名の属国みたいなものだし。

このように並べてみると、厳しい周辺諸国の圧力の中でとりあえず独立を勝ち得てきた為政者の努力に敬服すべきところは感じる。

けれどもそうした中で、仏教がインドで13世紀に滅亡し、中国でも根付かなかったところ、密教=クンダリーニ・ヨーガは、空海によってそのエッセンスが伝承され、只管打坐も道元によりその真髄が中国から招来されたこと、そして日本在来の古神道もその命脈を保っているように見えるとこは、精神世界史上のひとつの奇跡としてよいのではないだろうか。


    1日1善。1日1クリ。



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