アヴァンギャルド精神世界

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死神死仏から伊都能売

2019-09-16 06:47:53 | 古神道の手振り
◎国は富み世人栄ゆる神の代を開かせ玉ふは伊都能売の神

古事記に一行だけ神名が書かれてあって、日本書紀には記述のない伊都能売神。
キリスト教では聖霊を非常に広い意味で使っているが、伊都能売神は、あらゆる二元対立を超えた至誠であり、聖霊でもある。

古事記に一か所だけ出て来て、しかも神名しか出てこない。この伊都能売神こそは、空であり、本来の自己である。出口王仁三郎は、伊都能売神を殊更に強調したのだが、その意図は汲まれるべきである。

古神道は一般に多神教と言われるが、一神教であると出口王仁三郎が断言するアーキテクチャーが、伊都能売である。自らが鎮魂して伊都能売に至るのだ。

出口王仁三郎が自らを変性女子と唱えたのもそういう意図。平たく言えば、天照大御神は、高天原の天の真名井での誓約で男神を生み、須佐之男命は女神を生み、これにより、天照大御神は変性男子、須佐之男命は変性女子。この二者の誓約により両性具有の伊都能売が成立した。

古神道はともすれば自分自身の悟りとあまり関係のない帰神、チャネリングが主流と思われているが、クンダリーニ・ヨーガ系の鎮魂の方がメインの時代となっている。鎮魂の一つの里程標が伊都能売である。

『世の中の百の出来事おしなべて伊都能売の神の守らぬは無し
上下の差別も付けず平等に世を救ひます伊都能売の神
地の上に建てる宗教悉く伊都能売の神守りますかも

山川も百も樹草も禽獣も恵みに浴せる伊都能売の神
肉体のなやみは更なりたましいのいたづき癒し玉ふ伊都能売
宗教や政治文学芸術に産業幸ふ伊都能売の神

天震ひ地は鳴り響く災厄も只一声に止むる伊都能売
渇きたる教に真清水あたへつつ死神死仏を生かす伊都能売
国は富み世人栄ゆる神の代を開かせ玉ふは伊都能売の神

伊都能売の神の出でまし寿ぎてあなたこなたに万年青はやれる
天も地も皆伊都能売のいさほしに安く治まる御代近づきぬ
もろもろの聖の教は多けれど伊都能売教に優れるは無し』

(昭和二年 四号 神の国/出口王仁三郎から引用)
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